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マシンガン★リーク
by 六実
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■窓ガラスに指先のモールス、光の人
ようやく今日からGWです。もとい既にただの3連休(笑)。そう思ったほうがお得感が(笑)。
「愛しき人よ」を観てきました。
以下、思いっきり管轄外トークあんた何様のつもりよトークです。
実は今、月組さんが一番管轄外になってしまっているんですね。どれぐらい管轄外かというとスカステニュースで稽古場映像を見て、台詞をもらっている人ですら名前が出てこないぐらい。誰かと確かめようとプログラムを探したら「長い春の果てに」が一番最近のだったという(毎公演観てはいるんですが)。
(何?その予防線は?)(さぁ?)
[起承転結の「承」「転」の話]
今回のお芝居、世論(どこのだよ)と同じく私も「あ、斎藤君にしては破綻してない」と思いました。
これは起承転結の「起」と「結」がちゃんと繋がっているというのが大きいんだと思います(この点については後述)。ですが「承」「転」の部分は相変わらずの斎藤君の「萌えシーンレビュー」でしたな(笑)。かきまわすだけかきまわして、ひっかきまわすだけひっかけまわして、しかもそのどれもが収拾できていない。いいの、俺はただ一瞬の萌えに命をかけているのだからという斎藤君の主張が聞こえてきます(幻聴です)。
で、この「承」「転」をサイコウにひっかきまわしているのが、楠くんのミシェルとゆらさんの若菜さんだと思いました。ぶっちゃけ「で、この話は人の話を聞いていないミシェルと場の空気を読めない若菜さんが事態を拡大している話なんでしょ?」と思った次第。
が、実は私の中でこの二人が今回のMVPです(ええっ?)。なんというか破綻したストーリーにこそハマった破綻したキャラといいましょうか。本来ならこの手のキャラは私がもっとも嫌うところのキャラ(としての描かれ方)なんですが、この二人は受け入れられたんですね。ひとつは破綻しつつも実はこの二人が物語を動かすきっかけとなっていること(物語の中に存在意義があること)、もうひとつはそれぞれの破綻したキャラが「ああ、楠くんだからなぁ」「ああ、ゆらさんだからなぁ」と納得できてしまうところなんですよ!……ファンの皆さんごめんなさい、私的にミシェルは私の描くところの楠くん像にかなり近かったです。話をまったく聞かずにジョセフィーヌをアメリカに誘うところとか、公衆の面前で相手の気持ちお構いなしにプロポーズするところとか、今更隠していた和実からの手紙を差し出し、しかも最後に妙に懐の深い男になっていて遅いんだよ!とつっこみつつも、ああ楠くんだからなぁと。破綻したストーリーでもそこを埋めた破綻したキャラに納得しちゃったから、結果として破綻したストーリーへもなんとなく納得感が(笑)。
まあこれには私が勝手に楠くんへ抱いているイメージ(この辺りが考えるところの楠恵華)と、本人の役者としてのキャラ立て具合(有無を言わせぬ清廉潔白委員長キャラ)の効果でもありますが、私は敢えて楠くんが芝居として考えてこういう結果になったと思います。割と彼も役者と思うので。おそらく脚本を受け取った時に、最高に自分の役の破綻具合に途方にくれたと思うんですよ。だってやりようがないじゃないですか(笑)、でもそれを敢えて逆手にとって、あえて斎藤君が描くままに破綻として描ききったんじゃないかなぁと……。考えすぎですかそうですか。ちなみに斎藤君が与えた破綻をどうにか力づくでまとめようと力いっぱい役者力を発揮したのが大真くんの尾崎清羅だと思うのですが(そこでその名前をだすのか)。……私的には同じ「斎藤作品におなじみの破綻キャラ」の演じ方として比較すると非常に興味深いです。
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05月03日(月)
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