ID:26167
マシンガン★リーク
by 六実
[827016hit]
■金環蝕の指輪を嵌めたところから僕の全てが燃え上がる
・「タランテラ!」で「有沙×天勢」という娘役かけざんを提供してくれたオギーが今回もやってくれましたよ。今回は「麻樹×舞咲」です。うわ最強!喰らいつきたい!かけざんというか女子プロタッグ?(笑)。実にいい使いかただなぁと思ったんです、大好物です。オギーはいつも舞咲をちゃんと使ってくれるなぁ。たんなるイジワルっ娘でもお色気アハーン部隊でもない、これが正しい舞咲りんのつかいかただと思います。
・初日映像ではなかった、楽園の場面でのナツキさんの月桂樹の冠に軽く引いたのですが(笑)、あれは後ろにあったソロモンの指輪の等身大模型(違)に蔦がからまっているのとおそろいにしている、って事でいいんですかね?うわあ、やりすぎ(笑)。
・統括メモに書き忘れたのですが、ナツキさんが今回のオギーショーに提供している禍々しさはあの声、っていうのも勝因のひとつだと思うんですよね。
・動物(美女)の中ではゾウさんの衣装が一番かわいいと思いました。つうかさゆちゅわんにゾウさんて、なんかすごく納得(つうか皆それぞれドンピシャで怖いぐらい)。
[雪組メモ:マリポーサ総括]
前々段のソロモン総括を引きずるのですが、それで男役として恵まれたものを持ったナツキさんがやりすぎたが故に生まれた禍々しさがショーに生きたと言いました。それに対して芝居の方はやりすぎというかやればやるほど、本来の文脈の男役として生かされていく、演出家の意図にもそっていく。そんな感じを受けました。どちらもナツキさんが力いっぱい男役を演じている訳ですが、それが正しい方向に作用しているのが芝居、正しくない方向にいきつつ結果としていい作用になったのがショー、そんな風に思っています。だから今回はほんとショーも芝居も見ごたえがありました。
が、芝居はこれ下級生ファンから見たらしんどいだろうなぁ、というのが正直な感想です。いや私主演者のファンだから全然見れちゃうんですが(うわぁ)。
でもなんだかんだで、私は正塚先生の「生きる」物語が大好きなので(ああ好きそうだねと失笑されそう)、マリポーサもいろいろぎゅうーと掴まれながら見ていました。
今回のネロという主人公は、誰よりも何よりも「生きる」という重さを、「命の重さ」を知っている人だなぁと思いました。いっそ生きることに執着してると言ってもいいような。ただそれは、過去に死んでいった者たちに支えられた(いっそぶら下がられた)重さだとも。償いならば、それを軽くしようとするのだけれど、ネロはただその重さを抱えながら生きていく。どんどんネロにとって生きることも命も重くなっていく、けれどもそれを全て自覚している、そういう男だなと。
そんな過去の者の重さで「俺の命はそういう命なんだ」と言うネロが。唯一今生きている命の重みを己の命に重ねたのがセリアだったんだなと思いました。過去の者の為に生きるのではなく、今生きている君の為に俺は生きる。
かたやエスコバルは、ネロと同じ境遇を乗り越えて、ネロと同じ絶望を味わってきたけれど、彼はその過去の者の命の重みを背負わなかった。己の命だけの重さで生きてきた。そんなエスコバルに「俺の為に生きてくれ」とネロがエスコバルの命に自分の命の重みをかけて、でもエスコバルは死んでしまい結局エスコバルの命がネロの命に重みをかけた……なんかすごく象徴的だなぁというか、ぐっときてしまいました。まあ実際にはちょっとエスコバルが「俺はなんの為に生きてきたのか」と急に悩み始めちゃったな(書き込みが足りないな)と思うのですが、そんな風に思ったのです。
それにしてもネロはひどい男だなと思います(笑)。ナツキさんも茶会で「あんなふうに別れられたら耐えられません」なお手紙をもらって、そこが男性と女性の思考回路の違いなんだろうねみたいにゆっていたのですが、なんというかネロ(男)が「生きることは愛すること」ならセリア(女)は「愛することは生きること」……ベタですみません。っていうか私まったく同じフレーズを何かの公演で書いた気がする……あれ?
[5]続きを読む
08月25日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る