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マシンガン★リーク
by 六実
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■来年の花火のときには
ひさしぶりのおばあちゃんち、久しぶりの再会、れおんもあかしもまゆうも村を出ずにいた。地域の消防団に入ったれおん、村の駐在所のおまわりさんになったあかし、家業の小間物屋を継いだまゆう(そのうちコンビニにすると言っている)。たったひと夏のことだったのに、みんなみんな覚えていた。あの夏は懐かしかったなと、お通夜の火を守りながら、車座になって酒を酌み交わす大真くんたち。そういえば、あの夏お前幽霊に会ったなぁという話題に。いやアレは幽霊だったのかなぁ、だって握った手は確かに暖かかったもの、そんなつきない思い出話で夜を明かした。
翌日の告別式、大真くんは見慣れない同じ年頃の男を見た。ひっそりと正座をしている男に、あれは誰だと尋ねると、最近村に戻ってきた一家の息子で、今は村の郵便局に勤めているという。そうか、だからちょっと垢抜けているのかとじっとその顔を見ていた。男にしては線が細い、でもきれいな奴……見覚えがある…あの、夏祭りの、女の子……っ! 彼女は、いや彼はあの夏、両親に連れられて田舎にひと夏帰ってきていたものの、身体が弱くて大真くんのように外で遊びまわれなかった。祭りの夜だけ、外に出してもらえた彼は、迷信深い祖母の影響で、女の子の格好をさせられた。昔から、身体の弱い男の子は女の子の格好をさせると丈夫になると言われていたから。
幽霊じゃなかった、あの子はいたんだ!残念ながら女の子じゃなかった。ずっと抱いていた淡い初恋が破れたことを知った。けれども
「おぼえているよ『大まみらん』くん」
彼に初めて名前を呼ばれて、そして彼の名前を教えてもらって
「紫……?」
ようやく名前を呼ぶことができたことが、なんだか不思議と懐かしくて、それだけでまるで昔からの友達のようで、そしてなんだか……
「おぼえているよ『大きくなったら結婚しよう!』」
くすくす笑う紫君。その瞬間、大真くんは初恋がまだ終わっていなかったことを知った
※ぼくのなつやすみ2は18禁BLモノです(ええええええええ?)
っていうゲームがあったら……ごめんちょっと(いやかなり)調子に乗りすぎた。
帰り道で突然思いついて、一気にもれました。この期に及んでもなお、あたらしいキャラが生まれてしまったよ(ちなみにいつもの大まみらんくん(小学三年生)とは別次元です)。そんな大真くんがいなくなっちゃうわけだ、困ったもんだまったく。
寝ます。
08月07日(月)
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