ID:26167
マシンガン★リーク
by 六実
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■だってそれは星の形をしているもの
 けれども結局、そうやって誰かの為に生きることが、ネロにとっての「生」であり、「命」なのだと思うんです。エスコバルの「死」が、セリアの「生」が、これからのネロを生かしていくのだなと思ったんです。
 ナツキさんがお茶会で、「悲しみは耐えられる、痛みにも慣れていく」がネロを一番表している言葉だ、って言っていたんですが、私はその前の「また生き残ってしまった、俺でなくてもよかったのに」だと思うんですよね。

 俺でなくてもよかった、だから俺以外の為に生きよう。





 ところでマイ楽に観劇していて、冒頭にネロ、セリア、エスコバル、リナレスで踊るところ。
 あそこが単に主要人物の登場じゃなくて
 「ネロの命を生かしたエスコバル」
 「ネロの命を守ろうとしたセリア」
 そして、
 「ネロの命を継いだリナレス」
 に見えてぐわっと泣けてきました(リナレスのくだりはリナレスの話を参照してください)(不親切な)。
 そうやってネロの命をめぐる人たちがあそこにいた訳です。
 ネロ自身が認識していない「自分の命」をめぐる人たちが。
 そんなネロは「白」い衣装をまとっている。
 それは死の象徴であり、そして生きる証(マリポーサの花)と同じ色であり。

 もうそんな風に最後にどんどん重なっていってぐわーっとなったんです。



 余談ながらネロは絶対に天寿をまっとうすると思っています(笑)。
 ネロ自身が言う「絶対に死なない」は「絶対に死ねない」なんじゃないかなと。そうして「自分の命」を認識していないにも関わらず「俺の命はそんな命」である以上、彼の命は生き残れば生き残るほど重くなっていく。




 うっとおしい解説ですみません。「そんな事わざわざ解説しなくてもみんなわかってるよ!」だったらどうしよう……(笑)。でもやっぱりこう読み解かないといけないほどに、今回の作品は難解だったと、私は思うんですけれどね。
 でもそんな風に読み解けば読み解くほど、ネロの生き方が、せつなくてしょうがなかった。わかりやすく今回のナツキさんはカッコよかったのですが(反論不要)、けれどもそれ以上に、どうしようもなくやさしかった。自分以外の命に注ぐまなざしがあまりにもやさしくて。
 力では世界は変わらない。
 世界を変えるのはそんな「やさしさ」だった。
 やっぱり、そう思いました。




 はい!(切り替えて切り替えて!)
 公演ベースの話はこれで終了です。あとはSSかな(まだやるのか)。

11月27日(木)
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