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マシンガン★リーク
by 六実
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■9月9日はかけざんの日
やっぱり気になるのが、どうもフェルナンドが「ずるい男」に見えてしまう事なんですが……「本当に愛したのは君だけだ」「しかし私には婚約者がいて彼女を悲しませられない」「愛しているのは君だけだ」……ズールーイー!ひとえにタニオカ君の愛情の注ぎかたが弱いからじゃないかなぁと。この弱いというのはタニオカフェルナンドの愛情の弱さ、というよりヒヅキイサベラの愛情と比較して、なんだと思います。だって明らかに想いの強さはイサベラの方が強い(全力疾走)。反面フェルナンドタニオカ君は他にもすること(敵討ちとか)(とか?)があるからその分イサベラへの想いが弱くなる?いやいや宝塚の主演男役なら二兎追うものは二兎を得ろ!恋も部活もバイトもがんばれ!(勉強はー?)最後の場面で、イサベラの方を「かわいそう」と思わせちゃだめなんだと思います。色々事情はあるし、確かにフェルナンドは「ずるい」かもしれない、けれどもその別れはフェルナンドもイサベラも「かわいそう」な事で。分かれる痛みは二人とも同じだけ痛い訳で。そしてフェルナンドは言うといい「私のイサベラも死んだ、そしてイサベラの私も死んだ」と。あの瞬間、二人の世界は終わりを告げて二人は死んだのだから。
それだけがどうしても気になったのです。
とはいえ谷梅はいいコンビだなぁと思いました。ショーの最初で「ふぁーすとらぶ」な二人もたいそうかあいらしいのですが、ショーの最後の方でタニオカ君がヒヅキの手を取り銀橋かけぬける。あれ、途中でとまったかもしれないけれど、ほんとうに「かけぬける」だけだったよね?なんかその疾走感はまさに谷梅だなぁと思ったのです。一緒に走る、というか彼が常に一歩先をいく。けれども彼が彼女を守るのではなくて、彼はいま彼の精一杯で彼女より一歩だけ先にいく。ついておいでついていくわ。下町で出会ったキラキラ光る少年に惹かれて手を引かれて少女はキラキラ走る。そして二人のたどり着いた先にはキラキラ光るお城があったのでした。めでたしめでたし。
多分、そういう話です。谷梅(お前のなかだけでな)。
今度はハッピーエンドな話をやるといいのになぁ。ばかばかしいぐらいのハッピーエンド。そしたら石田作品がいいじゃん正に次石田作品じゃんでも御大出るからだめじゃん(終了)。でもそれはそれでなんか男の友情みたいなのが見れたら面白いなぁと思います。マドガワさん曰く、タニオカは白州次郎の終生の友(外人)なんじゃないかという事なので「キミがミスター白州のワイフかい?僕もミスター白州のことが大好きだから、今日から僕らはフレンドだHAHAHAHAHA!」みたいな……ふざけてません本気です。
なんだか頭の悪い感想でほんとすみません。でもなんか今の宙組さん面白いですね。管轄外の私が言うのもあれですが、組として面白い時期に来ている気がします。というわけで総じて楽しかったという話です。
あ、あとついに音乃をピン撮るようになってしまいました。やべえあいつかわいいやりすぎててかわいい顎あがっててかわいい子犬みたいな顔で笑うのがかわいい、と今更ながら気付きました(敗北)。ぶっちゃけゆなひこ君の影響なんだと思うんですが、でも誰かが誰かをいい!というそこには正の感情(好き)が流れるから、自然と周りに正の感情(好き)が集まるよね、というのが私の持論です(あたかも自然現象のようにたとえて見ます)。じゃ、わたしもめげずにマリーノへの正の感情(好き)を叫び続けてみようかと思います。そしたら誰かが正の感情(好き)を抱いてくれるかもしれないし!……みちのりは、多分、かなり、けわしい(笑)。
09月09日(日)
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