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マシンガン★リーク
by 六実
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■まるがおで、おもながで、ちょっぴりたまごがた
「まひろ。欲しいものがあるときには欲しいと言わなくちゃだめだろ?」
欲しいのだろうか、まひろくんも他の子供みたいにぼくを欲しいと思っているのだろうか。じぃっとみつめるだけのまひろくん。わからないけれど、その目はほかの子とは違う。
膝をついたお父さんに顔を覗き込まれて、まひろくんはうつむいた。しばらくして、ずいぶんしばらくして、まひろくんが言った。
「ぼく、あれがすきだ」
お父さんは笑った。しょうがないなと言って、そうしてぼくをおもちゃ屋からまひろくんの元へつれてきてくれた。
はじめてぼくを手にしたまひろくんは、やっぱりぼくをじぃっとみつめて、そして、笑った。
めったに見ない今となってはまったく見ない、まひろくんの最初の笑顔だった。
お父さんが出ていって、まひろくんはぼくを見た。ぼくたちは久しぶりに目をあわせた。もう随分こうしていない。その目はまるであの頃と変わらない。じぃっとぼくをみつめていた。
「……」
そうして、めったに見たことない今となってはまったく見ない忘れてしまいそうだったけれど忘れることないあの時と同じ笑顔で笑った。
まひろくんはぼくを取り上げると、そっとダンボール箱の中にしまった。
++++++++++
そもそもはおごりんと電話していて
「水輝くんはくたっとしたクマのぬいぐるみみたいでかわいい」
と言ったのが発端です(必殺:人のせい)(つうかこのクマ水輝君だったのかよ!)。
でも電話しながら平行稼動で漏れたものはもっとエグい話でした(だって麻エロ君だし)。なのでちょっとかわいくしてみました(成功しているかはさておき)
ついでに言うと私の中での立樹×水輝/麻尋×水輝のイメージは「北風と太陽」なんですね。太陽の暖かさと大きな優しさで孤独で頑なな旅人・水輝の心を開くしぃちゃんと、北風の苛烈さと熾烈さで無理矢理水輝の(以下略)(略すような話なのか!これで!この流れで!)
じぶんでも困惑するぐらい星組88期(つうか麻尋・水輝)にゆがんだ思い入れが始まってしまっています(世界の全てに迷惑です)。しかしあれですね、もう下級生は87期(どいちゃん)で打ち止め!って思っていたんですが……どんどん若い方若い方へ行く自分……。いや待てよ?私が若い方にいくんじゃなくて、彼らもまた確実に成長してきているって事ですよね?なんだ、俺許されてる!(えー?)
03月18日(日)
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