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マシンガン★リーク
by 六実
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■弓月
・「睡れる月」を見ました。カッさんに完敗カッさんに万歳三唱。カッさんの作品としての二番手の在りかたにも、組としての二番手の在りかたにも、心底感服。上手くいえないんだけれど、カッさんは実にいい二番手だったと思うんです。カッさんがあの立ち位置でぎゅっと締めて(あるいは占めて)くれるから、コム蔵さんパートが生きてくるというか……伝わんないなぁ、漠然としていて。そういえば(ここから脱線)、この間コム蔵さんサヨナラ番組で、トップ就任公演の初日挨拶を見たんですね……別人だった、すごい別人だった。シレっと笑いに飛ばす事も、歌唱指導もしてなかった。つうかまだ番長じゃなかった。驚きました。そう思うとコム蔵さんほどトップになって変った人っていうのも珍しいんじゃないのかなぁ。成長とはまた違う変化というか。それは舞風りらという相手役と貴城けいという二番手を得ていた事も大きいのかもしれない。トップとしてのコム蔵さんも、トップ娘役としてのまーちゃんとしても、二番手のカッさんとしても、もっと言うと男役・娘役としてそれぞれにスバラシイ個性だと思うのですが、この三人が組んで作り上げたトライアングルが軌跡のような完成度だと思ったのです。そんなことをぐるぐる考えながら丸一日引きこもっていたのですが(今日はただの日曜日なのでね)(おじさま口調)、そう言えば壮ひろみにかまけすぎて(笑)、コム蔵さんへのコメントを残していないなぁと思いました。でもそれを始めるとまた「さいしょはすきじゃなかったの」というところから始まるのでうっとおしいかなぁと(まったくだ)。ちなみにコム蔵さんに初めてセンサーが動いたのは、お披露目全ツのパイナップルの女王が「また安易に女装でウッカリ美女なんでしょ?」と思っていたら意外に漢で「あら?(目ウロコ)」とだったんじゃないかな、と。あとお披露目の春麗で意外に植田歌舞伎の立役としてすっとカッコよかったこと「あらあら?(目ウロコ)」っていう感じだったのとか。そう思うと私のコム愛歴はコム蔵さんトップ歴と重なっているのかもしれない。平たく言うと大好きって事です。
で、何の話だっけ?
「睡れる月」は志紀さんの退団公演でもあります。つうか二年前の作品なのに、志紀さんだけじゃなく沢音もいないし、まちかぼんもいないし、きんちゃんもいないし、きぶねなお君もいないし、こんどコムりらカシあみたんありさみほおねえさま悠なお輝氏も辞めちゃうし……。でもね、少し前まではこういう「少し前の作品」を見るたびに退団者を数えてがああー、と思っていたのですが、でも見ながらこの「少し前の作品」にちゃんと彼らがいた事が残されているのは、嬉しいことだなぁと思ったんです。今はいないのだけれど、けれども確かにいた、確かにそこにいた。いないことよりもいたことが大事で、いなくなることよりも今いることが大切な訳で……なんというかそういう感じです。
夜、空を見上げたら細い細い弓月がかかっていました。
ご卒業おめでとうございます。
本日も思いっきり脱線しております。
じゃ、軌道修正します。萌えまーす(そっちに修正するのか)。
[堕天使のSS]
こうやって君の元へ毎日向かう私を、知らない人は弟子想いの優しい人と思い、知っている人はよくそんなことが出来るなと、私のいないところで言う。
毎日、毎日、変らずに。だからといって何をするわけでもない。
「やあ」
何を語るわけでもない。
早朝の凍てついた空気の中、墓石に刻まれた君の名前を撫でる。うっすらとついていた霜がその動きのままに溶けていく。
何をするわけでも何を語るわけでもない。
詫びるわけでも償うわけでもない。
そう……あえて言うなら、君は毎日私の元へ来ていたのだから、だから毎日私は君の元へと来る。
変らずに。
「使えんな」
ジャン=ポールが机の上に楽譜を放る。そのうちの何枚かは床に落ちた。私は黙ってそれを拾う。
「……変らないな」
その言葉の影に、彼の死を揶揄しているのがわかる。
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12月24日(日)
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