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マシンガン★リーク
by 六実
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■僕のアジアンビューティ
・第二部、ようやくコラボってきました。エンキさんの琵琶で涼紫央が歌い踊ります。やっぱりこの組み合わせというか企画自体は悪くないなぁ。ほんと互いにメンチ切り合うというか、なんというか(笑)。
・第二部の冒頭のラテンメドレー。宝塚メイクできらきらラテン衣装な涼さんと生身の女性ダンサー達が踊るのですが……び、びっくりした。後ろの人たちただ踊っているだけなのに全員セックスアピールしているようにしか見えないよ!何もしてないのに!何もされてないのに!(もしもし?)そう見える事にタカラジェンヌって本当に「清廉潔白」「フェアリー」なんだなぁと痛いほど痛感。
・女性ダンサーもちょっと濃い目のメイクで挑んできているんですが、それでもやっぱり全然違うというか異次元。ほんとあの倒錯感たらなかった。涼さんが総受に見えた、つうか人形にすら見えた、つうかものすごく危うげで頼りない。どうしようかと一人慌てていたんですが、途中で「とはいえ涼さんの性的ベクトルはどこにも向いていない」と気付いて、ようやく普通に見れるようになりました。その後も女性ダンサーと「男女の踊り」見たいなものをするんですが、異次元であるが故に現実味がないというか。組んでいる女性ダンサーはすごくリアルなのにね。そこはコラボレーションは絶対出来ない一面なんだろうなぁと、ちょっと興味深かったです。
・で、エンキさんの演奏の中で涼さんが椅子を使って踊るところがあったんですが(自ら椅子をけだるげに引いて登場)……言うまでもありません、大好物ですよそんなの!やべー、ちょうすてきだったー。ほんと沸騰した。
・踊り終えて、そこで使用した曲のカウントを取るのがすごく難しかったという涼さん。自由演奏が出来る部分を含んでいる曲だったので、特にそこが難しかったんじゃないかという話をしつつ、次の曲を演奏してくださいという流れに。それにエンキさんが「涼さんはもう踊らないんですか?」「いえ、わたしは聞いていますから」と、先ほど踊りに使った椅子に腰掛け、エンキさんの演奏が始まり、その椅子に座る涼さんにもスポットが当たって……ええ?ほんとに聞いているよ!(舞台上で)。でもこれが半端でなくすごかった。だってただ座っているだけなのに、それだけなのに全く違和感無くそこに「男役」として存在していた。椅子に腰掛、脚を組んで、ちょっと肘を椅子の背にかけて、じっとエンキさんを見つめ、聞き入ってそこに存在している……まるで一枚の絵のようでした。その瞬間「あ、これをさせたかったから涼さんを選んだんだ、エンキさんが懸けている中国琵琶に男役を懸けている涼さんをぶつけたかったんだ」と思えるほどに(でも多分三木先生は意図していないよね)(笑)。あの状態で舞台に存在することが出来る、涼紫央さんの「男役芸」にただただ感服いたしました。ほんと、あれが一番の見せ場、ほんとすごかった。
・その後も「傍らで立って聞いているだけ」という場面もありました。途中でエンキさんの台詞が入る曲だったので、すっと傍らによりそって、マイクを持って、終わったらまたマイクを置いて、傍らにたたずみ聞いている。そのたたずまいがほんと素敵だった。
・涼さんはタカラヅカスタァとして、あるいは御曹司として、真正面ストレートな立ち方もできるんですが、こういう風に「誰かに侍る」「誰かに仕える」というのが、ほんとさまになると思います。涼さん自身の価値が高ければ高いほど、その「侍る」という事がものすごく得がたいものになってくる……。
・で、二幕でも結構トークがあったのですが、一幕より俄然落ち着いていました。多分、ちゃんと舞台上に「男役として戻るべき場所」が用意されているからじゃないかなぁと。トークはどちらかといえばオフよりなんですが、その傍らでたたずむところは一貫して「男役」だったよ。その切替もまたぐっと来たんですね。
・正直、涼さんは「うたえるひと」でも「おどれるひと」でも「やくしゃ」でもなく「男役」。この存在は貴重だなぁ。今回はタカラヅカスタァというより男役でした。いい仕事をしていたと思います。
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04月19日(水)
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