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マシンガン★リーク
by 六実
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■なにもそんなにがんばらなくても(私が)
で、麻尋くんのユトリロなんですが、私的にはアリです。最初から最後までアル中として一貫した演技が。ただがなっているだけにも思えるんですが、あれが私がユトリロの伝記かなんかで読んだ「声は発作性の大酒症からしゃがれて聞き苦しかった」に繋がったんですよ。あとアル中で常に躁鬱の「躁」の状態にある人みたいでした。本公演見ていて、最後のアル中でミルリトンに来るところが、どうしても私ついていけないんですよ。それが比較的(完全にとは言わない)すんなり入っていけたので。
ただ、1914のユトリロ、谷先生が描こうとしているユトリロとしては違うと思うんです。でもね、谷先生が描いたユトリロはこの作品の中でどうにもこうにも繋がっていないと強く感じているので……これはそのうちちゃんと語れればいいんですが、ちょっと私の中でも答えが出ていないんです。
かなり力技だと思うのですが、それが本人の力か児玉氏の演出かどうか、あるいは偶然の産物かどうかはわからないのですが、私的には、あのユトリロはアリです。
すみません。マジ語りしてしまいました。
とりあえずミスターれいと二人でヘルズエンジェルみたいなのをやれば最強だと思いました(繋がってないよ!)。
あと、やっぱりこの時期に麻尋くんをメディアに出すことは間違っていると思う(力説)。
・できるだけ本公演との比較で語らないようにしたいんですが、やっぱりそういう目で観ちゃいますごめんなさい(前置き)。
で、私本公演の主要キャストはかなりすずみん中心に見ているのですが(本当にKIMI好きだな)、そのすずみんのハイム・スーチンをやった鶴美舞夕ちゃん。いや、芝居としてはイマイチなんですが(率直)役造りの方向性が面白かったです。つうか最初の赤スーツが全然着こなせてなくてね。ああ、涼さんのおすてきスカーフは涼さんがつけるからおすてきなんだと痛感。というわけで新公版赤スーツの謎は「晴れがましい場に出るための貸衣装」です(そこまでこだわらなくても)。で、この鶴美舞夕ちゃんのスーチン、ものすごく病的なスーチン。本公演のすずみんよりは子供というか、孤独に一番怯えているのは麻尋ユトリロでも仙堂マリーでもなく鶴美スーチンですよ。あとあの赤スーツのところ、緊張して掌の汗を取るように上着にべちょっとなすりつけるような仕草をしていたのですが、それすらも病的な潔癖症というかそういう風に見えちゃってね(かんぐりすぎ)。平たく言うとあの芸術家メンバーの中で受って事です(平たくなってないよ)。なんですかあの姫っぷりは(震)。東京に来てすずみんのスーチンが猛烈にアリになって喰らいついている私ですが、この鶴美スーチンもアリだなぁと思いました。もうちょっと体型の作りこみとか、男役としてのアピール度とか上がってくるといいんですが、その役作りがとにかく興味深かったです。
・名前が上がったところで仙堂マリーなんですが……………………上手い、上手い!けれども完全にキャラ違いだと思います(ざっくり)。あの「よるべない女」のところ、新公演出では詩の朗読が途中で止まってドゥが明石に背を向けるんです。そこで「忘れていない、牢獄の中で君の事を考えていた」と明石が後ろから抱き付いてくるという流れなんですが、それが私には「ここで止めたほうが効果的だわ」「さあ、女が背を向けて泣いているのよ、抱きつきなさいよ」っていう風にしか見えな……………ごめんなさい言い過ぎました。でも孤独に震えるマリーには見えなかったです。でもでも、それでドゥを責めるつもりはないんです。ドゥはドゥで必要な役目は果たしていると思うので。ドゥが強いお陰で、明石の白さが際立った部分もあるし(笑)……しかしなんで、このシーンだけ妙に濃いんだ、児玉氏の演出なのかなぁ……。
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05月18日(火)
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