ID:26167
マシンガン★リーク
by 六実
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■落下する落花生
 新公はそのまま休憩なく2幕部分(かなりのダイジェスト)に入るのですが、そこからの大真ウバルドには静かな狂気を感じて。新公の変更部分で、ラダメスとアイーダの密会の後の、「神に許されている」のくだりはカットで、その代わり、銀橋にいるラダメス・アイーダの会話を立ち聞きする形で、舞台上のセットにアモナスロと、ウバルド達が出てくるんですね。最初にアモナスロとウバルドが出てきて、ウバルドが手を胸に当てて「ファラオの暗殺計画を引き受けた」というように静かに一礼するんです(これがまた萌えで)。で、その後カマンテ・サウフェが出てきて三人で暗殺計画を練るがごとく、互いの剣を合わせる無言のシーンが続きます。ここの大真ウバルドがやっぱり狂っているのかと思わざるを得なくて。アイーダ達の会話を聞いて、暗殺の好機がわかっても、喜んだりしなくて、それを当然の事のように受け止めている。三人と剣を交わして突然高笑いをしたりもするんだけど、決して激する事はなくて、淡々と静かに『狂信者』で。
 ファラオ暗殺で、舞台奥から飛び出してきたとき、なんだか笑っているように見えたのね。そして最後に「父上ー」と叫んで、絶命。そこもまたなんだか、一幕最後で笑っていた二人につながって。ファラオの暗殺がこの親子の間で計画されたものっていうのが見えてきた。うまく2幕のカットされた部分を繋げたんじゃないかなぁ?
 前半の理性的な部分もあったから、後半の『狂信者』な部分も生きてくる。むしろ「暗殺」を実行するために、あえて『狂信者』となったとすら思え(これはさすがに自分でも考えすぎかと思うが)(むしろ捏造だよ)。
 一幕最後の笑いを見たとき、うわー、そうきたかと思って、最後までちゃんとウバルドという人物がつながって…………………………………………………………相変わらずむっさんウザイんですが、私は、私はそう感じたんですね。やられたと思ったよ。ヤツは本物だと思ったんだよ……。夢見過ぎですかそうですか。買いかぶりすぎですかそうですかでも私はそう思ったんだよ(自閉)。


 まあ、私がこういうウザイ解釈トークをするのはいつもの事なので(しれっと)、さらっと流してもらうとして。つくづく私にとって新人公演は、新人発掘とか新人応援とかではなく、もうひとつの解釈の本公演を見たいが為なんだなぁと思いました。ほんとウザくてすみません。


 ついでにもう一つ、本公演と違うなぁと思った点(まだ言うか)。
 トウたんのアイーダがが生命力溢れるアイーダなら、麻尋アイーダは母性溢れるアイーダだったと思いました。柚希ラダメスがやっぱり「若い」のと相まって、これはこれで一つの解釈としてありだと思いました。
 地下牢の銀橋シーン、柚希ラダメスは「もうここから出られない」と狼狽して、なんとか出ようとするかのように暴れるんですね。だけどそれを麻尋アイーダが「愛しているから」と繰り返し幼子をなだめるようにあやすように抱きしめるように見えて夢見過ぎですかそうですか(自己完結)。
 ただ、多くの方が言っているように本公演では意味のあった「男役にアイーダを振る」ことはまったく意味をなさなくなっていましたけれど。


 とりあえずタイムリミット。
 ほかにもいろいろあるんですが(人手不足エジプト兵、ファラオも参加で大活躍(大笑)とか)、もう帰ります(相変わらずの漫画喫茶からの更新でした)。
 自宅のPC、後一息なのですがイジっている時間がないんだよね……。



 

09月30日(火)
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