ID:23473
武ニュースDiary
by あさかぜ
[6277770hit]
■「摆渡人」はハチャメチャコメディ!?
撮影終了した映画「摆渡人」の内容について、新聞報道があります。
ウォン・カーウァイによるプロデュース、トニー・レオン主演、
作家・張嘉佳の監督第1作映画「摆渡人」はまさに眩い顔ぶれの作品だ。
こういうメンツなので恋愛ものの文芸映画だと思っていたところ、
昨日読者との交流会のため武漢を訪れた張は、小紙のインタビューに対し、
なんとスーパーヒーローのコメディだと語ったのだ!
そこで「あの、CGを使うスーパーヒーローものですか」とさらに尋ねると、
張はうなずき、「そう、CGはある! 予告編を見ればわかるよ」と言った。
原作は都会の住人の感情を描いたものなのに、
どうしたらスーパーヒーロー・コメディになるのだろうか?
「初めはぼくも、ちょっとコメディの味付けのある文芸映画を考えていた。
ところが、正式に立ち上げて発表したら、みんなが期待しているのは文芸ものだとわかって、
急にそうしたくなくなったんだよ。
それで結局、いっそ誰も思いつかないようなスーパーヒーローの
ハチャメチャ喜劇にしてしまうことにした」
これは軽い気持ちでの決定ではなかった。張は、118回脚本を書き直したと言っている。
それも小さな修正ではなく、メインストーリーまでひっくり返してしまうようなものだった。
新人監督がそんなに気ままにやっていいものだろうか?
「ウォン監督がついているからん」と張は言った。
ウォン・カーウァイについて張はこう語る。
「ぼくの憧れであり、先生でもある。
『摆渡人』では完全に手取り足取り映画の撮り方を教えてくれた。
何しろ初めてだからね、ぼくは技術的なことはほとんど知らないから。
ウォン監督はずっと現場にいて、ぼくを引っ張って行ってくれた感じだ」
ハチャメチャ喜劇であるからには、物語の全エピソードに登場する
主役のトニー・レオンもまた作中でクレージーな人物だ。
「クレージーなだけでなく、そこに生きているような感じで演じていたよ。
さらに心情表現もあるし、人生の喜び悲しみ、出会いと別れもある
張はわざと秘密めかして笑い、
「見ればわかるよ。これはみんながぼくに花火を1本上げてほしいと思っていたら、
一晩中上げてしまったような感じかな」
「摆渡人」は一昨日クランクアップが発表され、目下ポストプロダクションの最中。
予定では6月に最初の予告編をリリースする。
公開時期は未定だが、「今年中には」と張は保証した。
(武漢晩報 2016.5.14)
金城武の名前は出てきませんが、出演は確実です。
また、次回作が決まったとの情報もあります。
BBS ネタバレDiary 17:30
05月15日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る