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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■「太平輪・下」インタビュー(新浪娯楽)1
昨日の新浪娯楽の記事、やっぱりご紹介することにします。
映画のネタバレになるところはないようです。
長いので分けます。
「太平輪・上」が半ばまで船を進めた後、「太平輪・彼岸」がついに続いて出航する。
このスクリーンの巨船の運命はいかに。7月30日公開で明らかになる。
金城武は「太平輪」で台湾に暮らす日本軍軍医に扮し、
日本の娘、雅子と清純な恋愛が生まれる。
デビューしたてのころ、レネ・リウと2人で
陳昇(ボビー・チェン)のオフィスの便所掃除をしていた金城武は、今日、
なんと映画界でもまれに見る男神となり、ものうくゆったりとした存在感を示している。
彼の前回の作品は、まだピーター・チャンの「武侠」のままだ。
「武侠」の後、ピーター・チャンは既に2本映画を撮り、
ヒロインのタン・ウェイなど、スクリーンの常連となって、
今年だけで4本の作品が公開される。
ところが彼はめったに姿を現さず、現れたと思ったら、
生え際が後退、ひげぼうぼうの、よくある中年男性の雰囲気に満ちていた。
ジョン・ウーは金城武を、セルフコミュニケーション型の俳優で、
他の人間とはめったに交流せず、はっきりとした感情を表すこともなく、
世間とつかず離れずの関係を保とうとすると表現する。
しかし、中年になった金城武は、そうした言い方には同意しない。
彼が言うには、現場で静かにしているのは、役の気持ちでいられるようにするためなのだ。
インタビューの間には、乙女チックな一面も垣間見せた――
「映画を見ているとき、将軍夫人のところで泣きそうになりました。
周りに人が大勢いたので、大泣きはできなかったけど。
でも、わかるでしょう……すごく泣きたくなった」
――「太平輪・彼岸」で、あなたと長澤まさみの役の恋愛は、どんなふうに進むのですか?
金城武 2人の気持ちは、上と下に分かれてはいないんですよ。
撮影は1度にやりましたから。そのときは2部作になるとも知ってなかったし。
だから、「上」を見たときは、そこでちゃんと芯になる内容を伝えておく必要があるなということも
もちろん理解できました。
2部に分けなくてはならなくなったとき、
どうしたらよりいいのか考えなくちゃいけなかったからです。
映画を見た友達から、君の出番はないじゃないかと言われました。
ぼくは、そうなんだよと言いました。
ぼくらもただそうなんですと言うしかなかったんです。
――「太平輪・彼岸」はもう見ましたか?
武 はい。見てる間中泣いてました。
自分が出た映画を見て、何か感じるということはめったにないんです。
ぼくらが自分の映画を見るときは、どちらかといえば職業的、技術的な面から見てしまう。
で、ストーリーはどこかに行ってしまいます。
でも、この映画を見たときは、将軍の夫人のところで泣きました。
周りに人がたくさんいたので、声をあげて泣くことはちょっとできなかったけど。
でも、わかりますよね……泣けたんです。
その後、自分のところになったら、これもとてもつらかった。
あの、演じたときの状態に引き戻されたからです。
だから、ぼくは面白かったです。見た人はきっとみな泣いてしまうと思います。
――ジョン・ウー監督とは何度も仕事されていますが、
「太平輪」で監督からオファーをもらったとき、
ちょっと見ると、この役は一番やりきれない感じですよね。
将軍ほど男らしくなく、かっこよくもなく、
といって平凡な庶民役を演じる難しさもなさそうだし。
なのにあなたはなぜそのときこの役に惹かれたんでしょうか?
武 理由はいくつもあります。
ぼくは、この役は男らしいからやろうとか、そういうふうには考えません。
多分、監督がオファーしてくれた、その役が、
ぼくにいろいろな面でよく似たところがあったんです。
ぼくは台湾生まれで、父親が日本人なので、背景が少し近い。
さらに澤坤が話す言葉、日本語、中国語、台湾語、どれもOKです。
だから、あのとき、いいなと思い、興味を持ちました。
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07月23日(木)
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