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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■アイスバケットチャレンジの意外な収穫(エッセイ)
何だか1年たつのがとても速い気がします。
来月はもう金城武さんのお誕生日。
ちょうどこの日、ささやかな茶話会でお祝いしましょうという
企画を立ててくださった方(daidaimamaさん)がいらして、BBSにそのお知らせがあります。
せっかくの(数少ない)機会、ご都合の合う方はいかがですか?
さて、沈静化したように見えるアイスバケットチャレンジ。
それについての小文がありましたので、ちょっとご紹介。
本当に、特に金城武のチャレンジの後は、指名を受けた人は
ハードルが上がってプレッシャーだったかもしれませんね。
それだけ影響力もあり、貢献もできる人たちならではの悩みでしょうが。
でも、同時に一般人も自分ならどうするかを問いかけられたのだと思います。
アイスバケットチャレンジの意外な収穫
アイスバケットチャレンジが、再び金城武を公衆の視野の内に連れ戻した。
スターの中でも金城武は特別な存在である。
人気があるが、芸能ニュースにはほとんど出てこない。
浮いた噂やスキャンダルが日々ニュースのトップを飾るスターではないけれども、
作品重視の職業俳優のような人たちとも違う。
彼の作品として人々がパッと思い浮かべるのは、
「君のいた永遠(心動)」を除けば、やはりずっと前の
あの、パイナップルの缶詰を食い、黙々と走りながら
愛にも賞味期限があることを悟る青年なのだ。
デビューするや、易々と仙人グループのトップクラスに入れてしまう人がいる。
我々が休み休み、ぜいぜい言いながら山頂に着くころには、
とっくにのんびりとお茶を飲んだり景色を眺めたりしている。
だが、我々は少しも嫉妬しない。
なぜなら、そこがあたかも彼が生まれつきいるべき場所であるかのように見えるからだ。
もしこれが他の人間で、半歩だけ先を越されたのだとしたら、
もう気に食わず、なんで、なんでと腹を立てるだろう。
アイスバケットチャレンジは、スターや著名人にとって、
同じ題を与えられた作文の一大試験で、
それぞれの人の境地を露わにしてしまうものであった。
呉鎮宇(フランシス・ン)は寄付は承諾したが、チャレンジは拒絶し、
チャレンジを行なったスターに、なぜ寄付先を言わないのかと疑問を呈した。
姚晨(ヤオ・チェン)は、使用した水と氷が再利用できるよう、
風呂の湯船でチャレンジを行なった。
ビル・ゲイツは自社製品の宣伝はおくびにも出さず、
ロナウドはなんともはっきりと自分のブランドの下着姿でやり、
ブッシュは前大統領としてのジョークを交えた。
そして金城武は、除湿器の水を使い、一言も口にせず、指名もせず、
ただ動画にALS患者についての字幕を流しただけだった。
それも自分のきれいな顔を隠すようにして、ファンサービス全然無しに。
世界中のスターたちがこのイベントに参加したが、金城武の行動はやはり賞賛に値する。
あれこれ企んでするのではなく、
1つのチャリティ活動をやりとげることにのみ専念したからである。
その人が純粋単純な気持ちなのか下心があるのか、
真心からかパフォーマンスをしているのかはの違いは、よくわかるものである。
このような人間に対しては、人は疑問を投げかけたり嫉妬したりしようがない。
その群を抜く美貌、落ち着き、超越的な地位など、
彼の持つもの、手に入れたものすべて、天が彼に与えたもうたものであり、
彼が苦心惨憺して手に入れようとしたものではない。
賛美と愛の他、他のどんな否定的な思いも彼に対して抱くことは難しい。
ネット社会は、そこに入れば白日の下にさらされ、
自分を覆い隠したり、飾ったりすることはできない場である。
たとえ、何も言わず、図版をアップするだけでも見透かされてしまう。
「今日のぼく」をアップしていたニッキー・ウーは、
ネットでいじられパロディーされまくりになった。
実は彼の当初の思いは、自分を好いてくれる子たちに毎日写真を見せてあげたい
というだけのことだったので、要するに親切な男なのだ。
ただ、不器用さで失敗してしまった。
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09月28日(日)
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