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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■記者会見・補遺
「太平輪」記者会見で、紹介した記事になかった部分の補足です。
ジョン・ウーの大病とは悪性リンパ腫で、
治療してくれた三総医院とは、台湾三軍総医院のこと。
太太(タイタイ=奥さん)が台湾人だし、何かと台湾には縁が深く、
好きだとジョン・ウーが話していたわけですが、そのとき、
「だから私はとっくに看見台湾≠ナすよ」
と流行りの言葉で言った
とあります。つまり、I See Taiwan≠ナすね。(聯合報)
また、同じ記事で、
チャン・ツーイー、ソン・ヘギョ、金城武、長澤まさみ、
それにホアン・シャオミンら国際的スターたちが集まっているが、
ジョン・ウーは、スターたちは少しも驕らず、互いに尊敬し、親しくしている、
不愉快なことは起きておらず、かえって人気が出たばかりのスターの方が、
むしろ謙虚ということを知らない、と考えている。
ともあります。
最後の部分は本当にそう言ったのかな?
奥さんの牛春龍は、記者席からジョン・ウーの話を聞いていましたが、
監督がストーリーを喋りすぎそうになると、手で合図を送っていたそうです。
監督は、決まり悪そうに、
「私は正直なんで、つい喋りすぎてしまうから、
女房の言うことを聞くことにしてるんですよ」(中華娯楽網)
日本語ニュースでも出ていたかも知れませんが、
ジョン・ウーは「ドクトル・ジバゴ」を見て歴史ドラマを作りたいと思ったとか。
ジョン・ウーが語るには、若い頃は名作「ドクトル・ジバゴ」が好きで、
いつか中国版の叙事詩大作を撮りたい、
中国と台湾にまたがる恋愛映画をにしたいと願っていたところ、
脚本家のワン・フイリンが太平輪をとりあげたらどうかと提案、
その第一稿を読んで、引き込まれてしまったとのことだ。
「叙事詩にふさわしい題材で、登場人物は感動的だ。
3つの愛の物語は政治的背景位には関係なく、人間性に深く関わっている」
ウー監督は、中国映画のマーケットは急速に成長しており、
「太平輪」は今の中国語映画の魅力と創造力を見せるものになるだろうと考えている。
大スターたちをどのようにリードしていくかについては、
「私はさつえいのときは、俳優にあまりあれこれ言わないんです。
彼らを信頼していますし、撮影のときも彼らの状態を把握していますから、
すべて予想の範囲内です。1人1人を尊重します。
直接観客の目に触れるのは俳優です。
横に監督がいるなという感じを観客に与えたくないですから」(新浪娯楽)
最後に金城武についての言及部分。
金城武は5年前に「赤壁」でジョン・ウーと一緒に仕事をしたが、
ジョン・ウーは彼をこう賞賛した。
「彼のいつまでも変わらないところは、真剣な態度と、プロ意識だ。
時には彼が意見を言って、セリフを少し変えることもある。
自分のことを演技がまだまだと思っていて、人に言ってもらいたがる。
そして進んでやり直しをする。
この映画の脚本を読んで、すぐに承諾してくれた。
台湾語を話すのが好きなんだ。映画では全編にわたって台湾語を話すところがあり、
私はまったくわからないから、ずいぶん助けてももらった」
(自由時報)
いずれも23日、あるいは24日の記事です。
BBS ネタバレDiary 22:00
12月28日(土)
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