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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■美しいものは大きく(ビオテルム)●VOGUE台湾10月号A
これも微博でアップしてくれている、まっすぐのきれいな写真です。

   
Clickするとおっきな元画像になります♪
でも、なんでヒゲなのかしら?

追記  今回も最初はヒゲをそらないで撮影したのだと、教えていただきました。小さな映像でばかり見ていたので気が付きませんでした。



●VOGUE台湾10月号A  23:15

四苦八苦でVOGUEの続きです。(難しいの)
これを読んでわかったのは、結局、DVDは香港版しか発行されなかったんですね。
いきなりネット配信って、海賊版との関係もあるのかしら。
それが映画にとってプラスになるのかどうかはわからないですね。

ぼくはこんなふうですよ。
変わらないところは変わらないし、変わるものは変わる。
何が変わったかといえば、うーん……21歳年をとったことだな(笑)。
本当は、ぼく自身はまあまあだけど、環境の方が大きく変わったんだと思います。

芸能界だけでなく、たくさんのジャンルで、科学技術の発達とか世界の変化とかで、
前はこうだと思っていたことが、全部少しずつ変わってきています。
例えば映画の場合、1本の映画ができると各国で配給権を売ります。
以前はその他に普通、DVDの版権もありました。
ところが、今回撮った「武侠」は、この前知ったばかりなんですが、
中国国内ではそれがなくて、いきなりネット配信権になってしまってるんです。
もちろん、国によって状況が同じとは限らないけれど、
こういう状況が進行していくとすると、大勢の人や物事に影響が出てくるでしょうね。

むかし、映画は、夢まぼろしの世界の中に入ってそこで見るもので、
ぼくらは撮影中、あの大スクリーンではどんなふうに映るだろうか思い描いたり、
そのときのビジュアルや音響の迫力を想像したりしたものです。
こういうことが少しずつ変わっていき、どうかすると、いつか無くなってしまうとしたら、
いったいどんなふうになるのかはわかりませんね。

こういう変化に直面して、興奮してわくわくするか、なじめないかといえば、
どちらもですね。
実際興奮ということはないでしょうが、
ぼくはいろんなことにすごく楽しさを覚えると思います。
環境が変わるとき、マーケットもそれにつれて変化し、投資がどんどん増加するので、
多分大勢の人が参加できるチャンスが増えるでしょう。
ケーブルテレビを考えるといいですよ。
ぼくはいつも台湾はとても変なところだと思ってるんです。
前にマカオに行ったとき、マカオの人口は台湾と似たり寄ったりなんだけど、
マカオの人たちがぼくに、5つしかテレビ局がないと言ったので、
ぼくは台湾には100以上あるよと言いました。
チャンネルが多いから、需要も多くなり、テレビドラマ、トレンディドラマ、
ローカル番組と、いろいろできて、人々の仕事量が増える。
それにその番組は台湾だけでなく、他の国にも売り込むチャンスがあります。
これはケーブルテレビが始まったばかりのときには見えてなかったことです。
ぼくはいいことだと思います。

なじめない時は、できるだけなじめない、と考えないこと。
慣れないのは速すぎるから、変化全体が速すぎるからです。
でも、今までのやり方のまま仕事するのかもしれない。順序とか、形態とか。
あるいは、映画に出れば、本当にいろんな、今まで会ったこともないような、
文化の違う人たち、台湾や、香港や、中国の様々な省から来た人、
時には違う国の人とだって会うでしょう。
次の映画のときには、また全然違う人たちと出会う。
つまり、絶えず知らない人たちと接触するんです。
そう、ぼくは割に人見知りですね。
この人たちはみんな前から映画をやっていたの? 見たことない、
これは慣れないなあ、ちょっと慣れないなと思うんです。

でも、出会わないでいるのはいいことじゃないですよ。
なぜなら、別の角度から見れば、出会うことで違うものを見て、違う感覚を感じて、
そのことで思いがけない収穫があるからです。
で、他の俳優さんを見たり、各部門のスタッフからも

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10月23日(日)
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