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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■インタビュー4(網易娯楽)●武@パーティー●やっと出た、単独インタビュー●タン・ウェイの武評
もう1つ、インタビュー記事。動画もあります。
「武侠」公開のため、カンヌにやってきた金城武は、現地時間15日午後、記者インタビューを受けた。
これが2度目のカンヌになる金城武は、今回、自分の映画がノミネート上映されるのを見て
とても感動したと語った。
記者会見の最初から、ずっと名前を「城武」と間違えて呼ばれ続けていた彼は、
記者が「金城さん」と呼んだとき、感謝の意を表した。
今の金城武はひげを蓄え、浅黒い皮膚にがっしりした体つきで、
かつての「恋する惑星」の、深夜、街を疾走する、やせて弱々しい若者とは結びつかない。
人々の目には、まだまだ良い状態を保っていると見えていても、
既に40歳近い彼は、やはり悲しげに、「まだ変わり続けているよ」と言うのだった。
ピーター・チャンを語る:
気楽な映画は撮らないのだろうか
金城武は出演映画は多くないのに、「武侠」はこの10年で3回目のピーター・チャンとの仕事になる。
(他の2つは「如果・愛」と「投名状」だ)
彼は、ピーター・チャンがいつも機会をくれるのはとても嬉しい、、
監督の映画はどんどん良くなっていて、自分がやりたいことと今までやったことのないことに
ますますチャレンジするようになっている、
しかし、なぜ自分にオファーをくれるのか、不思議だ、と語った。
また、テーマも規模もどんどん大きくなってきているとも感じており、
「もう少し小さい、気楽な映画をとってくれないかな」と笑う。
だが、ピーター・チャンは変化し続けている。
金城武は、自分はチャンスがあって彼と仕事をしているだけで、
監督が撮影所でスタッフを集めて、自分が撮りたいものをどのようにカメラに収めるのか、
どのようにしてこんなにも複雑なものを完成させるのか、
隣で見ているだけでもたくさんのことが学べると、考えている。
また、今回の「武侠」で、ピーター・チャンは新機軸を打ち出すと言っているが、
監督の自分への要求は何も変わっていないと感じる。
「チャン監督にはとても感謝しています。いつも、気持ちよく仕事をしてほしいと言ってくれ、
もし、何かおかしいことがあったら、言ってきてほしい、討論しようと言ってくれます。
その空間を与えてくれるんです。そういうプロセスに本当に感謝しています。
脚本は脚本で読みますけど、現場に行って、照明の様子を見ると、違うアイデアが湧く。
もちろん、最終的にチャン監督が本当にこちらの話を採用しないのであれば、
彼の言うことを聞くしかありません」
「武侠」を語る:
ピーター・チャンのことが心配だった
「武侠」は、カンヌプレミアの1週間前になってもポストプロダクションの最中だったので、
金城武も、他の人たちと同様、カンヌの夜の上映で初めて映画全体を見た。
「あんな遅い時間じゃなく見せてほしかったな。だって、ぼくらが見たのは夜の12時過ぎですよ。
みんな時差ボケになっていたから(笑)」と彼は率直に言う。
「監督が伝えたい情報量が多すぎるから、頭がはっきりしているときに、じっくり見たいですね。
でも、監督がやりたいことはやれていたと思います。
前はあの動画を見ていなかったので、監督が言う、一撃が加えられた時のCGがどんな風なのかわからなかった。
でも、映画を見、CGを見て音楽を聞いたら、やはりやりたかったものをやれていた。
彼のためにうれしかったです」
また、実は、ピーター・チャンからオファーが来る前、何を撮りたいのか、
武侠映画か、それともドラマ主体の映画かと尋ねたことがあるのだと言った。
彼は、監督はアクション大作をどれもとてもうまく作っていると言う。
アクションだけでドラマがないことも、
ドラマだけになってアクションの見所がなくなったとということもない。
それでも、3回一緒に仕事をしていても監督のことを心配していた。
「なぜなら、この内容はとても面白いけれど、
ツボや体の構造を本当に表現できるのかと思ったからです。
でも、彼がこの挑戦なんとしてもをやりとげようとしている、
そういう野心を持つことはとても嬉しいとも思いましたnね」
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05月18日(水)
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