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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■ジミー・ウォングへの独占インタビュー
英語サイトに正式に出た新しいスチールは、Dolphinさんや赤壁戦記さんのところから、
ご覧になってくださいね。
大物登場! ということで現れたジミー・ウォングについては、私も名前を知るだけでしたが、
ネットに紹介はいくつもあるので、検索していただくとして、
どうして、この映画に出ることになったか、インタビューを、
もっと長い記事から抜き出してご紹介します。
映画が楽しみになりました。
――この役を受けることになったときのことを教えて下さい。
王羽(ジミー・ウォング) 1か月半くらい前、下の娘が電話をしてきて、
ジャッキー・チェンの前のマネジャー、陳自強が私と話したがっていると言ってきたんですよ。
それを聞いてすぐ陳自強に電話したら、すぐつかまって、彼はこう尋ねてきた。
「ジミー、山を降りないか?」
私はいいよ、でも先に脚本を見せてくれと言いました。
実は、あまり乗り気ではなかったんです。
私達の年ごろの俳優は、祖父でなければ父親役で、
全然腕の振るいどころがないからです。
ところが後になって陳自強が渡してくれたあらすじと脚本の一部を読み終えて、
びっくりしましたね
その映画の役というのはすごく重要な役だったんですよ。
だって、私はもう15年もアクション映画を撮っていないんですよ。
だからそのとき、逆に監督のことが心配になりました。
私はすぐに陳自強に電話をして言いました。
「監督に聞いてくれ、私が演じられると本当に思っているのかと。
彼に確かめてから、もう一度電話をくれないか」
すると、陳自強は、監督はただ私がそこにいるだけでいいのだと言うんです。
そこで監督は誰だと聞きました。
陳自強はそこでピーター・チャンだと初めて伝えたのです。
私は言いました、なら、やるよ、と。
――ということは、ピーター・チャンだから受けたのですか?
王羽 ピーター・チャンがドラマに優れた監督だということは知っていました。
彼が監督した映画の90%は見ていますよ。
デビュー作の「双城故事」から「風塵三侠」まで、「金枝玉葉」から「ラヴソング」、
プロデュースした「金鶏」までみんな見ました。
すぐれた監督だということはもちろん知っています。
彼の映画はどれもとてもロマンティックですよ。
だから、彼を信じます。
でも、そのときは、他に誰が出るのかは全然知りませんでした。
――しかし、ピーター・チャンは武侠映画を撮ったことがありません。
ずっとアクション俳優だったあなたが、
どうして彼が武侠映画をうまくコントロールできると信じられたのですか?
王羽 実は、ピーター・チャンの映画で一番好きなのは「投名状」なのです。
俳優の演技は言うまでもありません。
ジェット・リーは以前からアクション映画に出演し続けてきましたが、
この映画で、私は初めてこんなに違う彼を見ましたね。
あの映画には本当に大勢の軍隊や馬が登場しますが、
私自身監督をしたことがあるので、
大がかりなシーンの撮影がどんなに大変か知っています。
あんな大シーンを上手にコントロールできたのだから、何も心配ないでしょう?
とにかくその上、武術指導のドニー・イェンがいるのです。
――この映画の最後のシーンでドニー・イェンと命をかけた対決をするそうですね?
王羽 そうです、私たちは心ゆくまでアクションをしました。
ドニーはこうなんです。
彼は現場で俳優がどこまでできるのか見て、俳優が理解したら、
その身体的能力のぎりぎりまで挑戦させる。
アクション監督として、どうやったらアクション俳優の潜在能力を最大限引き出せるか、
彼は熟知しているのです。
彼のことはずいぶん前から知っていますよ。
実は3年前には、私は彼が主演した「画皮」の製作者だったんですよ。
それでクランクイン前に、2人とも北京のパーティーに行きました。
その前から互いに知っていましたが。
パーティーの席で、嬉しいことに彼が私のところに話をしにやってきてくれました。
そのとき、こう聞かれたのをよく覚えています。
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11月12日(金)
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