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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■天才的組み合わせ(武侠)●武は嫌いだ&お知らせ
クランクインの記事は焼き直しばかりなので、こんな記事を拾ってみました。
1つの大きなトピックは、タン・ウェイの中国映画への復帰なんですね。


ピーター・チャンの新作「武侠」が、昨日雲南の騰衝でクランクインした。
ドニー・イェンが数日前に既にツイッターでファンに騰衝に到着し、
撮影準備を済ませたと報告したのに加え、
一昨日にはタン・ウェイも騰衝駝峰空港に現れ、
従って当然のことながら「武侠」のヒロインであるということになった。
もし、すべて事実なら、「解禁令」後の初の映画として「武侠」は
タン・ウェイの今後にとって、どんな推進力になるだろうか?
ピーター・チャンはアン・リーに続き、
タン・ウェイのキャリアに重要な役割を果たす監督になることができるのだろうか?
昨日、記者は若手監督で映画批評家の張江南にインタビューをおこなった。
張は、「ラスト、コーション(色・戒)」を見ればタン・ウェイにできないことはないことがわかるし、
「武侠」によって、その前途は無限大になるだろうと語った。(本紙記者 ツォウ・シャオユィ)

彼女は何でも演じられる

――もし、タン・ウェイが「武侠」に出演したら、それは彼女の正式復帰でであると考えていいでしょうか?

張江南 そう言っていいですね。なぜなら、「月満軒尼詩」はつまるところ文芸映画であり、
合作ではない純香港映画ということで内地で公開されましたから。
それに当時、この映画には宣伝禁止令が出たとも聞いたことがあります。
「武侠」のほうは、まず、合作映画です。そして商業的にも大変有望視されている。
公開される時に宣伝上の問題はありえないと思いますね(笑)。
タン・ウェイはハカリにかけたはずです。
以前、「白鹿原」からもオファーがあったというニュースが流れていましたが、
二者の間で、彼女は「武侠」を選んだ。
結局「白鹿原」はあまりにデリケート過ぎて、将来にとってあまりよくなかったわけです。

――「武侠」に出れば、タン・ウェイの今後は次第に安定できそうですか?

張江南 そう思います。彼女は今、ビル・コン(江志強)と契約していて、
彼の作品選びが節穴なはずがない。
「武侠」は非常に国際的な視野に立った大作ですから、
長い目で見れば、タン・ウェイの将来はきっと無限でしょう。
彼女にとっても絶対にいい話です。
というのは、国内芸能界ではスターが非常に不足していた、
製作本数が増えても大スターはいつもの数人という状況なので、
トップとその次のクラスの俳優の出演料も高騰していますから。

――ピーター・チャンの「如果・愛(ウィンター・ソング)」は、
ジョウ・シュンの映画界での地位を確立させました。
「武侠」はタン・ウェイにとってどんな推進力を生み出すでしょう?

張江南 「ラスト、コーション」で、彼女が何でも演じられることはすでに証明されています。
いい役者です。あのような大作、あのようなデリケートな役を
あんなにすばらしくやりとげることができたのですから、
他の役など、彼女にとっては全然難しいものではない。
何と言うか、彼女は出発点が高く、チャン・ツーイーに匹敵します。
現在の事務所を含め、得たチャンスも視野も、多くの女優達が望んでも得られないものばかりです。
「武侠」後、ますます多くの映画からオファーが来るでしょう。
中国語映画だけでなく、西洋の映画に出るチャンスもあるかもしれません。
その後は非常に早くキャリアアップしていくでしょう。
俳優が早く困難を脱するには、1本か2本の映画で十分です。
以前の小さな挫折など、なんでもありません。

――今、チャン・ツーイーのことをおっしゃいましたが、2人の比較は?

張江南 タン・ウェイは親和力に優れていますね。
「ラスト、コーション」はけっこうデリケートな映画で、彼女も一夜で名をなした。
もし、他の女優だったら、人に好感を持ってもらうのは大変難しかったでしょう(笑)。
彼女にはつまり人に嫌われない、嫉妬されない、恨まれない能力があって、観客運があるのです。


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08月25日(水)
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