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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■吹き替えについて
昨日、吉川三国志、ついに読み終わりました!
最後、涙出ました……。
明らかに演義に基づいた小説ですが、これ読んだら、絶対蜀びいき、
孔明びいきになります〜。
久しぶりに「読んだ〜」という充実感を味わいました。

全巻の内に、一体何人死んだか。名前を覚えたかと思ったら、もう死んでる。
まして一般兵士は数の世界。
「レッドクリフ」で、将軍が指揮してないであんなふうに戦うのはおかしい、
と感想に書いているのをよく見ますが、小説では本当に名のある将軍たちが、
先頭切って斬り込んでいるんですよ。だからどんどん討たれもするし。

結構感情移入しながらも、神の目で人間たちの争いを見ているような気分もあり、
結局三国のどれも天下を取れなかったわけですし、
何のために謀り、何のために戦い、何のために死んだのか――と、
考えてしまいます。

ところで、声の吹き替えの件、トニーは自分の声と吹き替えの両方ミックス、
武は全吹き替え、と以前書きましたが、それは主には以下の記事を解釈したものでした。
タイトルは確かにトニー・武の2人が、本人の声と声優の声両方を合わせていると
読めるのですが、本文の方が、ちょっと判断つかない書き方なんです。
監督がミックスだと話しているのはトニーだけなんですよね。

それに、映画を観たとき、吹き替えだけのように私自身が感じたので、
前述のように書いたのでした。
「LOVERS」は、はっきり本人の声の部分がわかるんです。
「レッドクリフ」は、それとはかなり違います。
でも、本人の声が混じっているように感じた、という方もいらっしゃるので、
次に見るときはもっと気をつけて聞いてみようと思います。
みなさん、どうでしたか?


「赤壁」の群雄はなまりさまざま 
トニー・レオンと金城武は真偽″ャぜ込む

初日に2700万余りの極めて高い興行成績を上げたのに続き、
「赤壁(上)」はここ数日、全国各地で上映中だが、
この映画が内地、香港、台湾、日本の俳優がいっしょくたに出演していることから、
ごったにの各種発音についての論議もまた、再び関心を呼び起こしている。

半分は本物、半分はニセ≠フ声。

トニー・レオン自ら「普通話はあまりうまくない」と認めているが、
映画の中の「周ュ」は流暢で標準的な普通話を話す。
監督のジョン・ウーによれば、トニー・レオンの声の吹き替えは部分的≠ノ過ぎず、
ミキシングの技術を用いて、トニー・レオン自身の声と専門声優による吹き替えを融合させ、
よりリアルなトニー・レオン版「周ュ」を観客にできるだけお見せするよう努めたのだという。

また、かつて「LOVERS」で金城武の声をあてた声優も、再び請われて参加している。
よく知られているように、この吹き替えは金城武自身の声と極めて似ているため、
ネットで議論の的になったことがある。
金城武は、吹き替えは彼の演技の肩の力の抜けた♀エじに合っていると考えている。
「(諸葛亮は)とてもユーモアのある人のはずです」
唐国強にひそかに学んだ金城武は、「監督が表現したいものを大事にしなければならない」と強調、
今回も、吹き替えが、やたらに調子をつけた特殊なものには決してなっていないことを認めている。

国際的慣例上、音声を吹き替えた演技は一般に各種映画祭の賞レースに参加できない。
映画祭におけるノミネートは確かに映画の好成績の要素の1つであるので、
ジョン・ウー監督が今回ミキシング′果を用いたのも、明らかに商業的配慮である。(以下略)
(新聞晩報 2008.7.14)


映画賞ノミネートの資格を作るためにミックスにしたとの話がありますが、
「ターンレフト、ターンライト」のテリー・クワンが助演女優賞にノミネートされたとき、
「吹き替えの声だからノミネートはされないと思っていたのでうれしい」
と言っていたから(彼女は北京語も広東語も吹き替えだった)、
少なくとも金馬奨はOKということ?


 BBS   ネタバレDiary  11:20
11月19日(水)
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