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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■ピーター・チャン語る(投名状)
ピーター・チャンへのインタビューです。
やはり、元の話の形に近い記事の方が面白い。


ピーター・チャン独占インタビュー
「投名状」はとても激しい映画

昨日の午後、「投名状」の監督ピーター・チャンと配給会社が、
中影グループにおいて、
「論議を重ねた結果、『投名状』は、
今年のオスカー外国語映画賞エントリーをとりやめる」
と、正式に発表した。
その代わりに、来年秋、アメリカの2000の映画館で公開後、
2009年オスカー、15の各賞を狙う。
北京滞在中のピーター・チャンは会の後、すぐ、
本紙記者の電話インタビューに答えた。

オスカーエントリーを語る 犠牲にする価値がある

――4億元をかけた「投名状」は、良い興行成績をあげるという
厳しい試練に直面しているとおっしゃいましたが、
それなら今年オスカーを狙うことは、疑いなく非常に有力な宣伝材料になります。なぜ取りやめるんですか?

ピーター・チャン 「投名状」が今年のオスカー外国語映画賞審査に
参加しない理由は、いろいろあります。
まず、製作時期がまにあわないこと。
映画全体の編集はもう終わっていますが、部分的な特殊効果がまだ作業中ですし、
大事な音楽効果や生演奏もまだ準備がおわっていません。

もし、外国語映画賞エントリーの条件を満たすために、
9月30日までに上映しようとするなら、決して満足のゆく出来にはなりません。
また、「投名状」は来年秋にアメリカの2000の映画館で上映することが
一応決まっていたので、
2009年のオスカーの15の賞獲りに参加する条件を備えることになる。
ぼくらはやはり後者を選ぼうと。
映画に参加してくれた技術者や男女主演者たちもエントリーする機会があってほしい。

アクションシーンを語る  まるまる2週間眠れなかった

――最近、深圳の大きな映画館では、毎回上映前に
必ず「投名状」の2分間予告編を上映しています。
息が出来ないほどのテンポの早さも、寒々とした寒色の画面も、大変衝撃的です。
これが本当に恋愛映画を得意とするピーター・チャンの手になるものなのでしょうか?

チャン そうです、ぼくの持ち味はこの映画で徹底的に変わりました。
こんなに長いこと映画を撮ってきたけど、結局、以前はミュージカルであれ、
ホラーであれ、常に同じタイプのものを描いてきた――愛です。
しかし、今回ははっきりと別物です。
戦場や官界における男たち、友人間に起こる衝突、矛盾、愛憎を描くことは、
とてもエキサイティングです。
それに武侠映画とは異なる特色を持った戦いのシーンを作り上げることは、
ぼくにとって、大きな挑戦でもありました。

――では、撮影中は、きっと特別な感慨があったでしょうね。

チャン その通りです。クランクインしてた初めの月には、
2週間まともに眠れなかったことがありました。
当時、脚本家は北京にいて、撮影班は門頭溝で撮影を行なっていたので、
行ったり来たりに車で約5時間かかったんです。
ぼくは、毎日昼間はロケ地で撮影をし、夜は徹夜で脚本家と脚本の検討をし、
車中で寝るだけで、熟睡も出来ませんでした。
しまいには病気になってしまい、香港に戻って治療したんです。
撮影版全体がぼくを待って2日間撮影を中止することになりました。

――精神的に緊張していたというのは、
4億という投資額がプレッシャーとして大きすぎたのか、
それとも戦争映画大作の撮影に自信が持てなかったからですか?

チャン 今考えてみると、どちらもありましたね。
ぼくは、普通のドラマに対しての掌握も表現も全然問題ないけれど、
アクションについては、あまり経験がないから、
自分が求めている物を具体的に表現することができない。

これまでの映画の武術やクンフーの場面とは違うものにしなければならなかったし、
武侠が空中を駆け回るようなファンタジーとも、一線を引かねばならない。
何度も話し合いながらやらねばなりませんでした。

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09月22日(土)
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