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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■金城武の今までとこれから@
中国大陸のファンサイトに「金武門」という老舗があります。
ご存じの方も多いと思います。
家主の流翔さんという男性が長らく続けているところですが、
そこのBBSで、流翔(LX)さんが、↑というような中身の文章を書いているのを読みました。

こういうのを読むにつけ、ああ、金城武は本当に「アジアのスター」なんだなあと感じます。
私はとても面白かったので、流翔さんにお願いして、翻訳させてもらうことにしました。
長いので、3回に分けてご紹介します。


もし、金城武が今の仕事のリズムと状態を維持し続けるなら、
少なくとも50歳までは俳優をやれるだろう。
一番いいモデルとなるのは、マギー・チャンだ。
どんな厄介事も、彼女の映画への忠誠を妨げることはできない。
それどころか、一昨年のカンヌでは主演女優賞を手にしている。

文芸映画と商業映画に1年に1作、かわるがわる出演、
商業映画で人気を維持し、文芸映画でレベルを上げる。

中国大陸では「LOVERS」と「如果・愛」は、いずれも大ヒットした。
金城武の人気は急上昇し、映画会社には札束が転がり込む。
露出度が高まるので、ファンも嬉しくて笑いが止まらない。
三方勝ちの結果となった。

数年前のように、金城武の大陸における知名度が低かったときは、
エリクソンはアンディ・ラウと金城武の両方と契約する必要があった。
アンディ・ラウはT18のキャラクターとして
主として大陸の市場を攻め、金城武は台湾マーケットに働きかける。

その後、T29はアンディ・ラウを降ろし、金城武をキャラクターにして、
アジア市場をカバーした。
大陸の視聴者は、ついにテレビ画面で金城武の顔を
目にすることになったのである。
このときのCMのじゅうたん爆撃は、かつての新大洲バイクに続く
第2の金城武のCM旋風だった。
だが残念なことに、時機の選択を間違えた。
T29時代の金城武の大陸市場への影響力は、
アンディ・ラウにはるか及ばなかったのだ。
T29の売上がT18を超えられなかったのも、当然の成り行きだった。

大陸市場は、金城武にとって、ずっと中華圏市場における一番弱い環であった。
そして、中華圏では最大の市場なのだ。
さらに、世界的に見ても最も潜在力を持った
(映画の場合についてのみだが)市場である。
大陸に投資する台湾、香港の企業が毎年数倍、数十倍の速度で
拡大しているのを見るだけで、
このマーケットがどのくらい大きいかは明らかだろう。

アメリカのゼネラル、ドイツのフォルクスワーゲンといった大会社が、
世界市場では欠損を続けていながら、
中国市場における収益のおかげで看板を維持しているのを見れば、
また、大陸の金融市場外で何千兆ドルという買占めのチャンスを狙う
投資や投機資金を見れば、この市場がどれほどの驚くべき爆発力を
持つことになるか想像できるだろう。

アジア金融危機の頃、金城武の出演料は、
すべてアメリカドルでの支払いを求めていたのを覚えている。
しかし、現在、人民元こそ最も勢いのある通貨だ。
(人民元と米ドル両替率は、すでに8.5対1から8.05対1に上がっている。
将来は8対1の大台に乗る可能性が高い)

強い市場、強い通貨。
このような市場を排除してきたのは、
疑いなくマネジメント事務所の大きな誤算だった。
2000年以前では、「ダウンタウン・シャドー」が
大陸で公開されたことしか記憶に無い。

この行き詰まりを徹底的に打ち破ってくれたのは、
言うまでもなく、チャン・イーモウである。
金城武は「LOVERS」で負傷したけれども、この映画への出演が、
実際、彼と大陸市場を隔てるとばりを突き破らせることになったのである。
この一歩の戦略面における意義は、非常に重要である。

金城武の名前が、初めて何億という内地の一般観客の日常の話題に登場したのだ。
もし、海賊版やネットからのダウロードがなければ、
「LOVERS」の興行成績はきっと10〜50パーセント上乗せされていたに違いない。

金城武は正式に大陸市場に切り込み、そして成功した。

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03月05日(日)
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