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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■サントラについて(如果・愛)●追加について
       

映画の公開より早くサウンドトラックがリリースされるというのは
初めて経験することだ。
このCDを聞き、映画を見てやっとわかったのは、
これは映画「如果・愛」にそれでもOKという自信があるからと言うより、
製作者が音楽のもたらす効果に成算があるからと言った方がいいということだ。
ずっと以前の「恋する惑星」や「大話西游」のサウンドトラックCDを除いて考えると、
こんなにずば抜けて優れた中国語サントラCDは、実に長いことなかった。

12月1日の全国一斉公開前のこと、配給会社から私に
北京での「如果・愛」の鑑賞依頼が来た。
上映後、ピーター・チャンと話していたとき、
1人のかなり若い女性記者が
「金城武とジョウ・シュンの歌唱力は、ジャッキー・チュンに比べ
明らかに大きな差があると思います」と言った。

監督はこれを聞いて、手厳しく反論し、このような目を覚まさせられる話をした。
「もし、ぼくが謝らなければならないことがあるとしたら、
前世紀に香港を通じて、内地にカラオケ文化が入ってしまったことに対して
ごめんなさいと言いますね。
これは前世紀の最もばかげた発明と言ってもいい。
これのせいで、本来自分なりの特色をちゃんと持っていた人たちが、
ジャッキー・チュンと同じように歌えなければうまい≠ニは
いえないんだと思ってしまったんです。

金城武は歌手でデビューしています。
彼の声はとても低い。これは話す声を聞けばわかります。
そして彼は歌に非常に多くの感情をこめた。
それが、彼の歌を、人の心を深く揺さぶるものにしたんです。

またジョウ・シュンも、歌をセリフのように歌って人の心を捉えることのできる、
きわめて数少ない芸能人の1人です。
もし、誰もがジャッキー・チュンのようだったら、
ぼくはこの映画を撮りようがなかったでしょう」

これは歌唱面についての話だ。
音楽と歌詞の方は、このアルバムには濃厚な特色がある。
というのも、ミュージカル映画の中の曲には、当然物語を推し進める役目があり、
また主人公の心の声を表現するという重要な任務がある。
だから、どの曲も十分な曲としての張りを持っている。

形式はやや誇張される傾向があり、オペラ的になる傾向があり、
作詞が情緒主体になる傾向があり、全体的に視覚的になる傾向があって、
水と油がとけあって一緒になり、そのことで、私たちは、
いわゆる個人歌手のアルバムではなかなか捉え難い、
豊かな創意≠ニ一風変わった趣向のパフォーマンス≠ェもたらす
感覚器官の喜びを手にすることができるのだ。

私が興奮してやまない理由は、
音楽は本来もっと個人の色合いの持つ魅力を備えたものであるのに、
工業化された制作方式によって規格化され、
どんどん千篇一律のものになっている。
この「如果・愛」のサントラのように、歌唱の本質に立ち戻り、
心からの感動をもたらすことのできるアルバムが、
今後、非常にゆっくりとでも、多くの良い結果をもたらすことができるであろうか、
という思いにあるのだ。
(大河報 2005.12.6)


●TVBのインタビュー追加部分について  23:50

昨日ご紹介のインタビューのもう少し長いバージョンをやはりAMUさんに
見せていただきましたが、容量の関係でここではアップできないので、
増えた話の部分を赤字で追加してあります。


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