ID:23473
武ニュースDiary
by あさかぜ
[6277618hit]

■北京のプレミア(如果・愛)●記事追加
順番が逆になりますが、先に30日の北京の記事をいくつか。


金城武、ジャッキー・チュン、ジョウ・シュン、チ・ジニの
4人の主演者をトリとし、
フォン・シャオガン、ミリアム・ヨン、エリック・ツァン、
陸川、黄暁明などのゲストの応援を得て、
ピーター・チャンの新作「如果・愛」が昨日北京で行なったプレミアは、
絢爛たるスターにいろどられたものになった。
昼から夜まで8時間にもわたり、主演者達は、
記者会見、レッドカーペット、チャリティー晩会などの活動に休むまもなく
次々と出席したが、大スター達はみな少しも文句を言わず、
マスコミに、できる限りその一番愛すべき面を見せ、
最も大事な時を充分に盛り上げた。
今日から、この映画は国内で正式公開される。

ピーター・チャン、オスカーより興行成績

昨日の上海でのプロモーションを終えた「如果・愛」の一行は、
今日早朝、空路北京に到着した。
そして正午にはそろってマスコミの前に登場した。

主演者達は現場に少なからぬ波乱≠引き起こした。
かっこいい金城武がまだ席につかないうちから、大勢の興奮した女性記者が、
声をあげながら前の列へと突進、男性記者はといえば、
ジャッキー・チュンの方がどちらかというとひいきで、
このこともあって、会見中、ジャッキーに一番質問が多くなることになった。
またジョウ・シュンのくしゃくしゃの新型ヘアスタイルに、みな目を見張った。

興奮した記者達に呼応するように、ホテルの従業員もまた
我を忘れてスターを追っかけるのだ。
多くの女性従業員が部屋の隅に隠れ、
席の素敵な男達をあれこれ観察しては、くすくすと笑っている。

記者達への挨拶で、韓国の帥哥チ・ジニが、
標準的な中国語で「こんにちは!」といった。
みんなが驚いていると、すぐ韓国語でベラベラとしゃべり始めた。
そして金城武がマイクで話し始めたとたん、声が聞こえなくなった。
金帥哥は、「ウェイ(もしもし)」と何度も声を出し、
ようやく無事発言ができた。
その魅力的な声に、女性記者たちの驚きと賞賛の声が、ひとしきり飛び交った。

スター達が遅れてきたので、ある記者が、午前中「雪狼湖」の記者会見に
出ていたジャッキー・チュンのせいではないかと言ったため、
ジャッキーはそのいわれはないと、すぐにこう申し開きをした。
「おかしいですねえ、今日1番に来たのはぼくですよ」
やや気まずい雰囲気が流れ、席に並んだ金城武はきまり悪そうに下を向き、
爪をはじいていた。

ご存じのように、「如果・愛」は来年のオスカーエントリー作品に選ばれている。
オスカーの最優秀外国語映画賞と映画の大ヒットと、
どちらを取るかという問いに、ピーター・チャンは迷わず答えた。
「考えるまでもありません。大ヒットを選びます。
これは、初めて内地で上映するぼくの作品ですから、
このチャンスはぼくにとって非常に重要なんです。
それに、映画を撮るということは
最も多くの人とコミュニケーションをとる方法ですが、
オスカーの審査員はたった700人、観客は数十万人。比べられません」

レッドカーペットのスターの顔ぶれは、映画祭にも遜色なし

昨夜のプレミア式典はレッドカーペットで始まった。
映画の主演者と、ゲストで歌を歌うミリアム・ヨン、レオ・グー、
蘇永康らが応援に来るとしか聞いていなかったため、
フォン・シャオガン、イー・トンシン、陸川、王小帥、黄暁明、陳好、夏雨ら、
数十人のスターが次々と登場するのを見たときは、
現場の100台近いカメラやビデオカメラは興奮して撮りまくり、
ファンは嬉しさのあまり発狂せんばかりだった。
このスターの顔ぶれは、金鶏賞や上海国際映画祭の閉幕式より、
もっと華やかだと思わず感嘆する記者もいた。

スター達はほとんどが、司会者のインタビューに協力的だったが、例外もいた。
「夜宴」の撮影から駆けつけたフォン・シャオガンは
明らかに厳しい仕事の状態から抜け出していない感じで、

[5]続きを読む

12月03日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る