ID:23473
武ニュースDiary
by あさかぜ
[6277618hit]
■雑誌から
台湾と中国の雑誌記事(現物は未見)に載った話2題。
1つ目は台湾の記事です。
「一番キスしたいのはニコール・キッドマンと金城武の唇!
雑誌「儂儂Bell」8月号では「一番キスしたいのは誰の唇?」という
アンケート調査を行なっている。
その結果、ニコール・キッドマンと金城武が栄誉の座を獲得、
超人気の台湾ナンバーワンモデル林志玲と
西洋のセクシーな恋人ブラッド・ピット、
アンジェリーナ・ジョリーを降した。
(キッドマンの項省略)
男性のほうでは、永遠の夢の恋人金城武がトップとなった。
その理由は他でもない、そのメランコリックでミステリアスな持ち味に、
内気そうな微笑みが加わると、
女性は誰でも頭がおかしくなってしまうからだ。
また、デカダンな雰囲気で多くの大人の女性を魅了する
トニー・レオンが第2位の座に就いた。
「世界史上最もセクシーな男性」に選ばれたことのあるブラッド・ピットだが、
おそらくスキャンダルが響いたのだろう、3位にとどまった」
(星報 2005.8.6)
*************
次に、大陸の女性雑誌「優雅」8月号は、「女性ホルモンが男を殺そうとする」と題し、
今日、男性が女性化し、いわゆる男らしい筋肉たくましい男よりも、
女性的な男性が好かれるようになっている現象について書いています。
長いので、初めの部分は、要旨だけをご紹介。
記事によると、世界的に、1990年代前半には、すでに
都会男性の女性化傾向が既に明らかだったといいます。
伝統的な審美観が引っくり返され、
女性はどんどん女性的な男をこのむようになっているようだと。
実は、こういう傾向は古にもあり、フランスのルイ15世の時代には、
男がおしろいをふりかけたかつらをしたり、花を襟に飾ったり、
羽飾りの帽子を被ったり、その他女性の好む装いをよくした。
けれど、これは一種の畸形%I現象で、一時的な特殊なもので、
また、主に服飾の面での女性化でしただったが、
今日の女性化は、男性の骨格の面まで浸透しているといいます。
特に、かつて高倉健のような男性が人気だった日本で、その傾向は著しく、
雑誌「an an」の一番好きな男性スター投票ではトップの木村拓哉以下、
10位までが、そのような見た目きれいな男ばかり。
「今、日本で最もブームなのはジャニーズ・タイプの男≠ナ、
すなわち、ジャニーズ事務所所属の木村拓哉、滝沢秀明、堂本光一ら、
すべすべした痩せ型の美男である。
果ては、日本で大人気の韓国スターまでも、好まれるのは
厚化粧でなよやかなきれいさの女性化したペ・ヨンジュンであり、
しゃっきりとしたチャン・ドンゴンではない。
かつての剛健な高倉健型の男は、日本では、
もはやとっくに受け入れられなくなっているのである」
以下、筆者が以前は男らしい男が好きだったこと、
寡黙で厳しく、情にあつく、女性は頼り、守ってもらいたいと思う、
そんな高倉健のファンだったこと、
そして、次の項に金城武の名が出てきます。
「しかし、歳月は私を成長させた。少女の涙はいつも美しい。
が、大人の女の涙は厄介なだけ。
知らず知らず、私たちは自分で自分を縛っている。
結婚し、母となって初めて、本来、自分たちは
思っていたよりずっと強く勇敢になれることに気がつくのだ。
本当に包容力があり、柔軟であり、深く愛する力を持っているのは、
まさしく我々女性のほうであることに気がつくのである。
それで、男性に対しての依頼心は弱くなり、自信が深まる。
そこで、もう一度高倉健を振り返ってみると、
彼はあまりに自分を作っており、一日中、ひきつった顔で少しも笑わない。
疲れることだ。(中略)
これと反対に、今は、ある、たおやかな男達の方がもっと私を動かす。
例えば中国人なら金城武、それに
映画「戦場のピアニスト」のエイドリアン・ブロディのような。
彼らの共通の特徴は、端正で、憂いがあり、痩せて、
一種のもろさの美があることだ。
[5]続きを読む
08月07日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る