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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■撮影終えたピーター・チャン語る
「Perhaps Love 如果・愛」が無事クランクアップしたので、
監督のピーター・チャンもほっとして、今まで話せなかったことなど
いろいろインタビューに応えてもらしているようです。

「如果・愛」無事クランクアップ

「如果・愛」は60日間にわたる撮影の後、
このほどついにクランクアップを迎えた。
ピーター・チャンは、この映画のためには、
心に抱いていた金城武の主役起用を30年待っても惜しくなかったと、
笑いながら語った。

ピーター・チャンは、金城武とジャッキー・チュンは、
自分がずっと一緒に仕事をしたいと思い続けてきた俳優だと言う。
彼は青春映画≠ヘほとんど撮らないため、
金城武と仕事をする機会がずっとなかった。
今、ようやく金城武が30歳になり、経験も積み、
その上、良い脚本に出あったことから、
当然の成り行きとして彼にオファーをすることになったのだった。

「ジャッキー・チュンとは、すでに1年前に交渉をしている。
彼は一番最初に私が話を持っていった出演者だ。
しかし、当時ちょうど彼の夫人の出産にぶつかり、
こんなに長く待つことになった。
最後まで彼を待ったが、それだけの値打ちはあった」

劇中のジョウ・シュンについて聞かれたピーター・チャンは、
ジョウ・シュンを、あまりない特質を備えた女優だと表現した。
以前彼女の映画を見たとき、非常にレンズの中にはまっており、
その目は実に様々な物語を映しているようだと思ったという。

「如果・愛」は、クリスマスシーズンに公開される。
(東南快報 2005.6.8)

2つ目の記事は、金城武の部分だけ抜粋。


口数少なく、ふだん消息もめったにわからない金城武は、
ピーター・チャンにコミュニケーションが難しい≠ニ
気をもませたことがあったけれども、
映画の撮影が終わったとき、監督はこう感嘆せざるを得なかった。
「金城武はこの映画では、最も作品を創り上げることに打ち込んだ俳優だった。
重要なセリフのいくつかは、彼が書いているよ」

映画のラストシーンのために、ピーター・チャンは
セリフを原稿用紙2枚分も書いたが、どうしても満足が行かなかった。
金城武がそれを読んで、3文字のセリフを書くと、
監督のところに持ってきてたずねた。
「こんなの、どうでしょう?」

ピーター・チャンは嬉しそうに言った。
「この3文字のセリフで、役のすべての感情をはっきり表わしている。
前の2枚のセリフよりずっといいよ」
(新聞晩報より 2005.6.8)


BBS 0:50
06月09日(木)
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