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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■「時尚健康」の記事B
記者会見ニュースにうつつを抜かして、終わってないのを忘れていました。
金城武の奇想天外な世界
金城武を理解したいなら、まず彼と同じ趣味――ゲームにはまってみることだ。
「鬼武者」はまさに彼の姿をモデルにしたものである。
デザインにも参画したし、自らウェブサイトを作り、日記を書いてファンと交流した。
彼の日記を読むと、たぶん笑い出してしまうだろう。
彼は1月にこんな決心をしている。
「だめだ、UOばかりやっちゃ(UO=ウルティマ・オンライン。ネットゲームの1つ。
どうぞ試してみてください。何が金城武を、やめようと思ってもやめさせないのか
わかるだろう)」
その後、3月にまた決心をし直している。
「UOは、辞めようと思ってます、が、辞めれないのも分かってます」
11月、今度は満足げにこう書くのだ。
「あー、ぜんぜんUOってないよTT。なんせ向こうでは32kbの世界だった」
彼は「鬼武者」の攻略についても、日記でファンに語りかける。
初めてブロードバンドを試した時には、子どものように興奮した。
「ウララー ウララー ウラウララー♪(ハィッ)
ウララー ウララー ウッ・・(ゲボッ)
ケーブル導入!!!!!
速っえーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
滅茶苦茶速っえーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
彼はマスコミの記者が日記を読むのを実は嫌っていたが、
これらの日記は非常に生き生きしており、誰が読まずにおられるだろう。
彼の考えはこんなに奇抜で、しょっちゅう変わり、把握するなんてできやしない。
また本当に南極まで行って潜ってしまうのは、金城武なればこそだろう。
ドキュメンタリー「南極・潜心」には、多くの心を打つエピソードと
大量の彼の内心の吐露とがあった。
彼がやったことは、他人もまたできるかもしれない。
だが、おそらく彼のように、南極までどれだけ乗り換えてゆくかを
事細かに日記に書く者はいないだろう。
「南極にいく船にのるまでの飛行機が、実際乗る時間27時間ぐらい、
空港で待つ時間9時間ぐらい、
計36時間・・・?!それって、、恐ろしい、、
しかもその後、船で南極まで2日間かかる、、、」
南極に出かける前、彼の一番重要な買い物は醤油だった。
そして、また日記に書くのだ。
「メーカーさんに一言アドバイス。
そのさ、醤油とかラー油とか七味とかさ、
調味料が全部入ってる小さいバックを出すのってどう?
めんどうなんだよね、一瓶一瓶かうの、、カッコ悪いし」
本当に無邪気でよく気のつく人だ。
店のオーナーを責めたてる彼を思い出さないだろうか。
「缶詰作んのにどれだけ手間がかかってると思う?
種蒔き、収穫、スライス……なのに古いからいらない、ポイか。
あんた、缶詰の気持ち考えたことあんのか」
仏教を信じても、やがてそれほどではなくなり、
菜食になっても、また肉食に戻る。
天秤座の彼は迷いの多い性格で、彼が次の瞬間何を考えているかは、
私達は永久に知ることはできないだろう。
金城武との対話で、これを越えるものはない。
――もし、タイムトラベルができるなら、いつの時代に一番行きたいですか。
「恐竜を見に行きたい。それから宇宙がどんなふうに始まったのか、
地球はどのように作られたのか、見てみたい」
――もし、許されるなら、どんな願いを一番かなえたい?
「顔を変えられるようになりたい。
ちょっと変えても、みんなそれがぼくだとわからないで、
だからのんびりと屋台で食事したり、
自由に道端にしゃがんで行き来する人を眺めていたい」(完)
(時尚健康 2005年5月号)
この記事は、ビオテルムとのタイアップだと思いますが、
でも、彼への好意のうかがえる、割にちゃんとした内容だと思います。
昨日あたり出て、各紙に転載されている新京報の長文の記事、
「金城武の黒白灰色の世界」なんかは、他からの引用をそのまま使ったり、
デマと事実とを実に無頓着に一緒くたに放り込んで
体裁を整えた、ほんとにつまらない記事です。
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05月15日(日)
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