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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■アメリカ版「LOVERS」のコメンタリー●Monty役はやはり韓国スターに
アメリカ版「LOVERS」のコメンタリー 13:25

「LOVERS」のDVDがアメリカで発売されましたが、
特典としてチャン・イーモウとチャン・ツーイーの2人によるコメンタリーがついています。
「リターナー」や「スペトラ」にもありましたね。
映画に、監督やスタッフや出演者の映画についての話がずっとかぶさるもの。

その内容を、海外のファンが聞き取って武に関係する部分だけ起こしてくれていました。
完全に話したとおりではなく、少し言い換えをしてまとめてくれています。
初めて知ることも多くて興味深いです。
以前ご紹介した海外サイト la creme of d'asie のMovie → House of Flying Daggers 6 へ。
その中からここで少しだけ、ご紹介。

●武と南京豆
チャン・イーモウは欧米人がアジア人(武とアンディ)の顔を見分けられないかもしれないと思い、
2人が腰掛けている冒頭と監獄の場面で、武に南京豆を食べさせ、
どちらがどちらか分かるようにした。
それが、捕吏の制服を着ているときの武がいつも南京豆を食べている理由。

●武と乗馬
武が落馬する前、チャン・イーモウは彼の騎乗のシーンをかなりたくさん撮ることができた。

チャン・ツーイーが武に、乗馬が本当に上手だとほめると、
彼はいつも、自分は馬がどこに行こうとしてるのかわかってないんだよと言うのだった。

武が隠れ家を出て馬に乗り、去っていくシーンで、
チャン・イーモウは、きっぱりと力強く馬を走らせてほしいと求めた。
あとでフィルムを見たチャン・イーモウはできばえの見事さに驚いた。

チャン・イーモウが武に乗馬がすごく上手だと言うと、
武は、自分が乗りこなしているのではなく、
乗ったとたんに馬が走り出すのだと答えるのだった。
チャン・イーモウは落馬の前まで、武の乗馬は非常に良かったと話す。
落馬後、武はもう馬に乗れず、彼の騎乗シーンは撮れなくなった。
このことがなければ、チャン・イーモウはもっと撮っていた。
チャン・イーモウは、もっともっと武の騎乗シーンを撮りたいと思っていたと何度も言い、
できなくなったことを心から残念がっているようだ。

(ケガについては、チャン・イーモウは大変心配した様子で、
足を痛めたにもかかわらず、武はやりぬいたと言っているそうです)

●武と余韻のとき
武とツーイーの草上でのからみに続くシーンが、武のベストシーンだと、
チャン・イーモウは考えている。
つまり、金が真面目な顔で小妹にいつ会えるかとたずねるところ、
そして小妹が誰か他の男を思っているのだと考えるシーン。

●恋人の飛刀
チャン・イーモウとツーイーが、
劉が金を飛刀で殺そうとし、小妹が劉に、もし飛刀を投げたら、
自分が劉を飛刀で殺すという場面の意味について、話を始める。
チャン・イーモウは、劉は小妹の飛刀で死にたいと本当に思っていたのだと言う。
それは、自分が小妹を殺そうとして傷つけてしまい、
彼女とは一緒になれないことを知っていたので、
少なくとも彼女の手によって死にたいと願ったから。

小妹が劉を殺さなかったとわかったとき、劉は、
彼女が飛刀を金の方向に投げ劉の飛刀をさえぎろうとしたのを悟った。
それは金を危害から守ろうとしたということで、それを理解した劉は落胆した。
小妹の飛刀は金を守るためのものであり、愛の行動だった。
彼女の心はそのときすっかり劉から離れ、
彼への興味(怒りさえ)もなくなっていたのだと、劉は打ちのめされた。
チャン・イーモウは、劉の悲しみは、
小妹がこの世における最後の行動として金を救うことを選び、
劉を殺すことよりもその方が重要であったという事実から来ているのだと語っている。



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05月01日(日)
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