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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■ビオテルム記者会見の報道●「LOVERS」DVD評から(米国)●上海の反日デモ関連
ビオテルム記者会見の報道 0:40

7けたの出演料で化粧品のCMを
金城武「いつものお手入れは洗顔頼り」

めったに上海を訪れない大スターの美男子、金城武が昨日、
某化粧品ブランドの宣伝のため上海に姿を見せた。
化粧品の宣伝には普通女性スターを使う。
女性の優しくおとなしい感じがクライアントの要望にぴったりだからだが、
今回は男性化粧品ということで、めったにお目にかかれない金城武を起用し、
事情が大きく変化した。

企業がいかに巨額を投じ、5万元にも達するをかけて、
金城武をあちこちの週刊誌の表紙に登場させ、派手に発表会を行なおうと、
経験豊かな大スター金城武にとっては、頼りない浮雲に乗るようなもので、
その生活態度や行動の仕方は少しも変わらない。

100万の契約料はアンディ・ラウに迫る

5万人民元、これが金城武の、ただ今現在のお値段と地位である。
化粧品会社はこの巨額を気前よく出して、週刊誌の紙面を独占した。
業界内では、このこと自体は市場をリードする効果があるわけでもない、
余分なことだと考える者は少なくないが、クライアントの意図ははっきりしている。
こんなに大々的な男性化粧品をのセールス展開はおそらく初めてであり、
あまり化粧品を使わない内地男性の従来の習慣を変えるのは非常に難しい。
だから、今回のプロモーションに力を注ぐのも少しも惜しくはないのである。

金城武の今回の契約料は、7けたに昇ったそうだ。
この額を手にできるのは、今の芸能界では、おそらくアンディ・ラウや
ジェイ・チョウなど少数の者だけだろう。

化粧と頻繁な洗顔がきらい

そしてこんな高いギャラの割に、金城武の登場時間はわずか10数分で、
会場から物足りないと不満の声があがった。
だが、彼が快く、精一杯マスコミの写真撮影に協力していた様子から見ると、
この短い登場時間は、決して彼本人の希望ではなく、
すべては主催者側深慮遠謀なのだろう。

金城武はこの劣悪な¥況下で取材を受けたのだった。
彼の視線の向くところ、人を魅了する光を浴びぬところなく、
会場の女性たちは歓声をあげる。
質問は化粧品に関することだけにという主催者の要求のもと、
会場の記者たちの質問と舞台上の金城武の答えは、
共に傲慢でも卑屈でもないやりとりだった。
普段はどんなケアをしているかとの質問に、彼は笑って答えた。
「顔を洗うことです」

まるで今までCMなどやったことがないかのようだ。
金城武は笑ってさらにこう言った。実は自分は洗顔が大嫌いで、
撮影でメイクをしたときだけ、仕方なくいつも洗うのだと。
芸能界に入ったばかりのときは、メイクすることにかなり驚いたとも語った。
「当時、まず思ったのは、なんで化粧しなきゃいけないのかということでした。
後になって少しずつ受け入れられるようになりましたけど。
この仕事には必要なことなんだって。
実は、化粧や顔の手入れというのは1人1人の価値観の問題で、
やりたいならやるというだけのことなんです」

彼の言わんとするところはこうなのだ。
化粧品を使うなら、自然に使う。使わないなら自然に使わない。
無理してやってはいけない。買え買えと迫るメーカーよりも、
彼のほうが古の賢人の道をよくわかっているようだ。

口をつぐんで噂には言及せず

彼の決して素晴らしいとは言えない普通話もまた、
マスコミとのなめらかな交流を妨げた要因になった。
10分間の顔見世の間、記者の質問の多くは帥哥の表現力のためにうまく行かず、
しまいには記者たちは声をあげなかった。
先日流れた噂の話も、こうした沈黙の内にあっけなく過ぎていき、
金城武からは何のコメントもなかった。

インタビューが終わると、金城武は大変協力的に、
再びマスコミの前でポーズを取った。
このイベントの成功だったかどうか、
彼がめったにない上海での人前での仕事に満足したかどうかはともかく、
少なくとも公衆の面前で、彼は良い雰囲気を保ち続け、

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04月17日(日)
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