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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■カンヌ小ネタ
カンヌ騒動も一段落。
こぼれたエピソードを少し拾って――
金城武は「十面埋伏」チームの内で、一番早くカンヌに到着した。
この作品を重視しているのがわかる。
アンディほど大勢のファンがホテルの前で待ち構えて出迎えるということはないが、
アジアのマスコミの合同取材のときには一番人気≠セった。
少なからぬ女性記者が、取材に駆けつけながら
質問のチャンスをほったらかしにして、シャッターを切り続けていた。
このきれいな中日ハーフの男をカメラに収め、パソコンの壁紙にするのだろう。
金城武も非常に協力的で、スタッフがさえぎろうとするのを見て、
「かまいませんよ、撮らせてあげて」と何度も言っていた。
インタビューがすむや、今度はサインと彼とのツーショットを求める者もいた。
(新京報 2004.5.20)
スタンディング・オベーション、20分、ちゃんと計った!と言う
大陸の新聞から、そのときの様子。↓
上映が終わると、真っ暗な劇場に一変して燦爛たる灯光が輝いた。
観衆は総立ちになり、雷鳴のような拍手が20分あまりも続いた。
私はずっと携帯に表示した時計を見ながら、
心ではひそかに歓声を送りつつ、時間を計っていた。
観客がチャン・イーモウ、チャン・ツーイー、アンディ・ラウ、金城武の名を
大声で呼び続けていたとき、
私はチャン・ツーイーが泣いているのがはっきり見えた。
初めてカンヌの赤じゅうたんを踏んだ金城武とアンディ・ラウの2人は、
異国でのこのような場面に驚いて呆然としていた。
2人は自分達の気持ちをどう表現したらよいかわからず、
ただその場に立ったまま、周りを取り囲んだ観客席に向かって
何度もお辞儀をしていた。
(青年時報 2004.5.21)
日本語の質問をされたときのこと。
おどけた顔をしてるアンディさんもおかしかった。
これも大陸新聞。↓
「金城武さんはウォン・カーウァイ監督とチャン・イーモウ監督の
お2人と仕事をなさっていますが、どこが違うと思いますか?」
1人の日本人記者の質問が、記者会見の司会者をおろおろさせた。
「十面埋伏」チームが頼んでいた通訳は英語、フランス語、中国語に精通していたが、
この日本語での質問だけは、会場の記者たちに通訳できなかった。
その結果、金城武が臨時のゲスト通訳になるはめになった。
彼は何度も口を開きかけては閉じを繰り返したが、
それはどの言葉でこの質問に答えたらよいか、わからなかったからだ。
初めてカンヌに登場した香港の大スターアンディ・ラウの、
錦の中国服のいでたちは人の目を喜ばせたが、
欧米の記者たちはこの中国語圏のスーパースターのことをほとんど知らなかった。
暇なのを幸い、アンディは少しも機嫌を損ねることなく、
席に着いたままおかしなポーズをとっては、
会場の香港の記者に写真を撮らせてやっていた。
(新京報 2004.5.21)
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BBS 15:40
05月23日(日)
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