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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■「Lovers 十面埋伏」のポスター決定
チャン・イーモウの新作「十面埋伏」のスチール写真第一陣が公開された。
チャン・ツーイーの額にくちづけするアンディ・ラウ、
チャン・ツーイーの殺気みなぎる跳躍姿、
チャン・ツーイーを連れて竹林を駆ける金城武などのシーンは、
ファンに深い印象を与えた。
昨日、プロデューサーの張偉平が明かしたところでは、
映画の最初の宣伝ポスターも決まったという。
あの竹林をかける金城武とチャン・ツーイーの写真がそれだ。

「英雄」とは違う趣の第1版ポスター
「英雄」の青白赤緑の4色のポスターは、今でも強く印象に残っている。
特に最初の版――ジェット・リー、陳道明、トニー・レオン、
マギー・チャン、チャン・ツーイー、ドニー・イェンの5人の主演者が
宙に浮かぶかのようなデザインは、視覚的にきわめて衝撃的だった。
だが張偉平は、今回の「十面埋伏」のポスターは「英雄」を踏襲せず、
非常に違った雰囲気だと、このように語る。

「作品自体が非常に異なっている。
『英雄』は刺客と秦王の物語で、天下を論じ、大局的な風格を持つ。
『十面埋伏』は1人の盲目の女と2人の役人の
秘められた愛憎を描くものであり、
ストーリー性を重視し、細部を生かしたきめ細かい表現をとる。
従って、ポスター制作上ではストーリー性を強調し、
何かが潜んでいる≠ニいうニュアンスを、
見る者に与えるようなものにしている」

同時に、絶妙な視覚効果を創出のため、制作はすべてアメリカで行なわれる。
現在、第1版はすでに完成しており、公開されたスチールの内の、
金城武とチャン・ツーイーが竹林を疾駆する写真が使われている。
とすると、これはチャン・ツーイーは最後には金城武と結ばれることを
意味しているのだろうか?

スチール第2弾には宋丹丹が
チャン・イーモウの手の者は、みな優れた釣り人であると言わざるを得ない。
「十面埋伏」のプロデューサー張偉平は、エサ≠フ付け方を熟知しており、
第1弾のスチールを公開しつつ、
第2弾をどのように公開するか、策を練っている。
巷では、アニタ・ムイの代役に立った宋丹丹が
第2弾に含まれるとささやかれている。
なぜ最初に公開された分に含まれなかったのかについて、
張偉平は、プロモーション全体から考慮した結果と語った。
「急ぐことはありません、みなさん、いずれご覧になれるのですから」

次のスチールへの期待の他にも、張偉平が言う2000万元の宣伝費が
一体何のために待機している≠フかも、好奇心を刺激している。
これについても、張偉平は語らない。
「2000万元の使い道を言うのは、商業秘密を明かすことだ。
だから申し上げないが、必ず、ああ、このように使われたのかと思うはずだ。
この2000万元が、中国映画史上に、非常に大きな反響と衝撃を
もたらすだろうことは、はっきり言える。待っててください!」

張偉兵の「待っててください」の一言は、
いくばくかでも期待を感じていた人たちすべての
興味のスイッチを押したのである。
では、待とうではないか! いずれにせよ、スイッチは入ったのだ。
幸い映画は7月上旬に公開される。あまり長く待たされることはあるまい。
(青年時報 2004.2.25)



海外サイトで見つけてくれたポスター画像


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BBS   1:05
02月27日(金)
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