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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■記者会見開かる(太平輪)●記者会見詳報●更新
南部での撮影では墾丁の住民たちの熱烈な支持を受け、
家に帰ってきたようだと思わせたほどだったという。

以前台湾で撮影をしたことのある監督は、
台湾の風物に対し好感と深い印象を抱いている。
その上、妻は台湾人。たとえ長年ハリウッドと中国で映画を撮っていても、
いつか機会があったら、台湾に戻って撮影をしたいと強く願い続けていた。
そして「太平輪」という、この戦争パニック大作で監督の長年の夢を実現し、
監督は大きな喜びと感動を語った。
現在撮影隊は既に2週間の撮影を台湾で行ったが、山の天気が変わりやすく、
強い寒気にもぶつかった。
しかしマスコミが強い関心を持っている撮影の進行状況については、
最初のスケジュール通り進めており、かなり順調だという。
今のところ、年内に台湾での撮影部分を終わらせることができるだろうという。

金城武と長澤まさみのスチール公開される
陽明山のススキの原がラブストーリー誕生の地に

今日の記者会見の席上、はじめてスチールと撮影現場の写真が公に公開された。
いずれも陽明山での写真で、山上のススキはこの映画の大変重要な要素の1つである。
果てしなくうねるススキの中こそ、多くのラブストーリーが誕生する舞台なのだ。
金城武と長澤まさみの劇中の姿も一緒に初めて公開された。
写真の中の学生服姿の金城武は若く、愁いに満ちて見える。長澤まさみは穏やかで清純だ。
空もススキは果てしなく広が留中を、台湾の男である厳澤坤(金城武)が
日本の娘志村雅子(長澤まさみ)の手を引いて歩いている。
あたかも世界には彼ら2人しか残っていないかのようだ。

雅子は厳澤坤を見つめ、その目はどこへ連れていかれようとしているのか、
ある疑問が見えるが、それよりもこの男への信頼のほうが強い。
厳澤坤の眉間にはひとすじの愁いが見えるが、表情は落ち着いている。
日本統治時代の台湾であっても、台湾の青年と日本の娘の恋には
やはり多くの障害と先の見えなさがあった。
果てしない秋草の中、2人の愛の将来はいったいどこにあるのだろうか?

別の1枚のスチールで、長澤まさみは白いワンピースを着て
長髪が肩にかかり、清純さが心を打つ。
彼女は自分のピアノ部屋で、部屋にある何枚かのススキ≠フ絵を見ている。

ジョン・ウー監督はわざわざ台湾の陽明山をロケ地に選んだ。
めざすところは、白い花をつけたススキであり、遥か向こうには大海が広がる。
ここにいると、まるで時が流れ、歴史、愛、1人1人の物語が
目の前をかすめていくような感覚にとらわれる。
監督はこのとき、そこに立って何を考えているのだろう?
長い間に撮ってきた映画のことだろうか?
それともこれから語ろうと思っている物語だろうか?
あるいはまた作中の主人公達の境遇に心打たれているのだろうか?
孤独にそこにたたずむウー監督は、病魔との闘いの後、
命についてもいろいろと考えるようになった。
彼が向き直って私たちの中にやってきたとき、
きっと素晴らしい感動的な物語を携えてくるに違いない!

また別の写真では、カメラマンの趙非(右)と元気いっぱい論を闘わせている。
趙非は台湾で最も有名な映画撮影技師の1人で、
第五世代の監督、チャン・イーモウ、チャン・ウェン、フォン・シャオガン、
チェン・カイコー、田壮壮らと仕事をしたこともある。
今回はジョン・ウーとの初めての仕事でもある。
(新華娯楽 2013.12.24)


●ETtodayの記事   22:50

以後、前の記事とほとんど同じ記述の部分は略します。


(前略)ジョン・ウーは23日、台湾のマスコミとの会見を持ち、撮影のエピソードを語った。
そして、少なからぬ出演者が今までにない演技を見せたが、
中でも金城武は初めての台湾語での演技で、
香港出身のジョン・ウーは、
「彼がたとえ現場で私を罵っていても、私は全然わからないんだよ」と冗談を言う。

記者会の席で初めて金城武と長澤まさみの劇中写真が公開された。
日本の学生服姿の金城武は、若く憂いを持っているように見える。

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