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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■陽明山での撮影(太平輪)●東森新聞、りんご日報
金城武は普段のまじめな顔に戻るのに、長澤はずっと楽しそうに笑っているのだ。
休憩用のテントから出て、山道をロケ現場に歩く途中も、ほとんど笑顔を絶やさない。
気温はひどく低く、カットの声がかかって、フィルムチェックや
カメラ位置の移動などのちょっとした合間、
長澤はいつもスタッフにコートを着せかけてもらっていたが、
金城武は薄いコートの衣装のせいか、全部撮り終わってから
やっとアシスタントがコートをかけていた。
彼がカメラに映らないときはしょっちゅう手を猛烈にこすりあわせ、
頬をふくらませて息を吹きかけているのも無理はない。
一度などは体が冷え過ぎてかがみこんでしまったのが、可愛かった。
(ちょっとちょっと、私の武は寒がりなんだ!)
記者は合間をつかまえて彼に、長いこと台湾での撮影がなかったが、
今回の感想はどうかと聞いてみたが、彼は寒さのため車に急いで乗ろうとしたようで、
答える暇がなかった。
昼食後、2人は再び撮影、金城武が日本家屋から出てきて傍らに身を隠したので、
長澤まさみはすぐ見つけられず、大声で彼の名を呼ぶ感動的なシーンだ。
このほか、香港の林保怡も昨日同じ場所に現れた。
彼はにこにこしながら、「寒いねえ、でも台湾で撮影ができるのはとても嬉しい。
今回は1日だけで、明日は帰る。月末にまた来るよ」と言った。
撮影班は公園管理所から広いススキの野原を1カ月も借り上げており、
近くの駐車場にコンテナと、出演者とスタッフの休憩用にテントを設置した。
さらに発電機を使ってテント内を暖房している。
テントは撮影する野原と日本家屋からは300メートル足らずなのだが、
ジョン・ウー、金城武、長澤まさみは専属のキャンピングカーで送り迎えをしている。
そしてまずそれぞれのスタンドインを使ってライティングを済ませてから、
役者の登場となるのである。
リュック・ベッソンが台湾でロケした際の混乱に比べ、
「太平輪」の撮影隊はマスコミの来訪に対し、
節度と撮影への過度な接近をしないよう求め、
決して荒々しく追い払うことはなく、友好的な関係を維持している。
情義に厚いジョン・ウーの撮影隊は、お湯としょうが湯を提供してくれているが、
いかんせん、何にもないところでどうにもしようがなく、ある記者などは凍えて空腹のあまり、
家族の熱い麺を山まで持ってきてもらうという面白い風景まで出現していた。
(台湾りんご日報 2013.12.12)
BBS ネタバレDiary 23:50
12月14日(土)
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