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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■カンヌは深夜上映作品に●三菱OUTLANDERテレビCM&メイキング●カンヌ関係記事
ヴェネチアをとるなら、制作にはゆとりが出るが、夏シーズンを逃してしまう。
「武侠」のポストプロダクションで、最大のプレッシャーはCGだと言えよう。
「『武侠』は、武侠を変える」
ピーター・チャンはこの映画で、今までなかった武侠の世界の全貌を提示し、
物理学、医学、建築学などの原理を結合して、
1つの「理論の筋道を説く武侠映画」を作り上げたいと願っている。
それは単純で外面的な「あっちこっち飛び回る」ものではない。
「CGは確実に、精緻にやらなければならない」とピーター・チャンは言う。
この全く新しい武侠映画の質と感覚こそがカンヌを動かしたのだ。
比較検討を繰り返したのに加え、、カンヌの先着順≠ニいうことで、
「武侠」は最終的にカンヌの招待を受けることにしたのである。
「『武侠』は、一撃で10本の血管を破裂させる」
ごくわずかの業界人たちが10分間のショートフィルムを見てこう明かしている。
「一撃で10本の血管を破裂させ、20本の骨を砕き、30の穴を開ける……
映画『武侠』では、それら一切が体の中でおこなわれる驚くべき様子を見ることができる」
「武侠」はシンガポールとマレーシアで100万米ドルという高額で売れ、
カンヌ以前に、ヨーロッパ各国における版権も次々と買い手が付いた。
「北米の大勢のバイヤーが、何度も商談を重ねた。
『英雄 HERO』の後、北米で大規模上映された中国語映画はない、
『武侠』は、この行き詰まりを打開できる、というのが彼らの共通認識だ」
「武侠」宣伝部長である、我們制作の杜氏はそう語る。
海外のマスコミも敏速に動いており、
早くも昨年のアメリカ最大のフィルムマーケット、AFM開催のときに、
「SCREEN」誌の表紙に登場、続いてアメリカの「ウォールストリート・ジャーナル」も、
「武侠」を1ページ使って報道した。
「とても中国的な映画こそ、国際的になりうる、と考える人が多いかもしれない。
『武侠』は、今回、非常に国際的な映画を、非常に中国的に撮ったのだ」
杜氏は、ここ数年、中国語映画は海外で冷遇されてきた、
『武侠』がなぜ、今、販売実績と注目度を持ち得ているのかは、完全に映画の質によっていると語った。
メインスタッフ・キャスト、カンヌに集合
「武侠」の3人の主演者たちは、カンヌ参加決定を知り、まず驚きと喜びの気持ちを表現した。
ドニー・イェン「ピーター・チャン監督、おめでとうございます。
こんな高いレベルの映画に出演することができて、大変光栄です。
実は、『十月囲城(孫文の義士団)』の撮影中、ピーター監督とおしゃべりしたことがありました。
『武侠』の構想を聞いた時、これはきっと1つの節目となるべき映画になるだろうとわかったのです。
しかし、この映画を人々に向けてどのように語るべきか、いまだにわかりません。
なぜなら、このような映画は見たこともないからです」
ピーター・チャンとは3回目の仕事である、いつも控えめな金城武は、8文字で、簡潔に意を尽くした。
「非常開心、恭喜導演(とてもうれしいです、監督、おめでとう)」
また、初めて母親役を演じたタン・ウェイは、
「とても嬉しいです。実は脚本を初めて手に取り、普通の読者として読んだときから、大好きでした。
この映画で、私は初めて母親を演じました。今は、自分が母親をやっている様子を見たくてたまりませんし、
この映画がカンヌで上映された時の観客の反応も見てみたいと思います」
(新浪娯楽 2011.4.15)
ふう……あとは明日。
BBS ネタバレDiary 10:50
04月15日(金)
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