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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■ジミー・ウォングへの独占インタビュー
「もし、私がいつか新しく『独臂刀』をやることがあったら、あなたはいやですか?」

私はすぐ答えましたよ、「もちろん、Noだ!」
こういうことですよ、私は「独臂刀」で世に出たが、「独臂刀」は私のものではない。

――ドニー・イェンがあなたの身体的極限まで挑戦してくるとき、
あなたはそれに耐えられますか?

王羽 初日、私のスタンドインを見かけたので、
すぐピーター・チャンのところに行って言いました。

「吹き替えは要らないよ、アクションだって、ワイヤーだって問題ない」

私のことを68歳だと考えないでほしい。
毎朝40分走っり、バーベルを挙げ、午前午後それぞれ50回、腕立て伏せをしています。
これはいつも決まってやる運動で、ときどき水泳もします。
体の状態は大変いい。
高地でのアクションなので、アクション俳優によっては息切れする者もいるでしょうが、
私は大丈夫、問題なしです。

――では、この映画撮影中に、ドニー・イェンに何か教えることがありましたか?

王羽 私が彼に教える? ありえません。
私の方が年長ですが、ここ数年は、彼の方が私より経験豊かだと思っています。
それに、彼は本当に素晴らしいし、もし普通の人相手なら、
昔とって杵柄でちょっと教えてあげたりもするでしょうがね!

ドニー・イェンは武術の家の出身で、基本がしっかりしています。
どたばたした動きのアクション俳優と違って、ドニーの動きは速いし、非常に優れていて、
形だけの実践向きでない立ち回りではないのです。
ですから彼のクンフーは実践でも役に立つ。
形から言うと、実はブルース・リーにとても近いですね。
ドニーはデビューしてもう20年あまりですよ。
人気が出てきたのは、やっとここ数年だなんて、これまで実に不運だったと思います。

――あなたは今でも中国語アクション映画に関心がありますか?

王羽 少し前、「剣雨江湖」と「狄仁傑」を見ましたよ。どちらもなかなか良かった。

――今のアクション映画は以前のアクション映画に比べ、新しいものがありますか?

王羽 技術ですね。今の技術はすごくいい。
初期のワイヤーにしろ、後の特撮にしろ、そのおかげで、
俳優は以前はできなかったことができるようになりました。
私たちの頃は、もし映画の中で「飛ぶ」なら、ジャンプ台を使わねばなりませんでした。
しかし、その空中を進む軌跡は本当に嘘っぽく、観客も見たがりませんでした。
後にワイヤーが登場しましたが、ワイヤーは後で画面から消せないので、
非常に細くしなければならず、危険でもあり、制限も多かったのです。

話を元に戻すと、この15年間変わっていないことが1つあります。
つまり、アクション指導の中心的な人たちは、私が映画を去ったときも、
チン・シウトンであり、サモハン・キンポーであり、ジャッキー・チェンであり、
ユエン・フーピンであり、ドニー・イェン、これら数人でした。
ところが、今日、大作は依然としてこの数人です。
アクション映画は作り続けられているけれど、
新しいアクションの人間が出てきていません。
けれど、彼らがいつまで映画をやれるのか? 私はわからない。
(新浪娯楽より 2010.11.8)


   BBS   ネタバレDiary  19:30

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