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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■写真が出た!(武侠)●更新
突然向こうから馬幫の一群が襲ってきて、警官たちは逃げていった。
馬幫は金城武を取り囲んでぐるぐる回り、大声で泣き喚くような弔いの歌を歌うが、
金城武は危機を前にしても恐れる風なく、大侠のようだ。
ケイタイをし、カップめんを食べ
「不死鳥」ドニー・イェン、「遺体運搬車」に横たわる
午後2時頃、もう1人の大物ドニー・イェンが現場にやってきた。
ドニー・イェンは到着すると、
監督のピーター・チャンとも共演者の金城武とも言葉を交わさず、
1人で空き地でぼうっとしたり、拳法の身振りをしたりしていた。
今回の「武侠」の撮影では、ドニー・イェンは主演を務めるだけでなく、
武術指導をも担当している。
この日、現場にやってきたのは、金城武の一対百の戦いを指導するためだと思っていたら、
なんと彼は着替えると、金城武が曳く遺体運搬車に乗ったのだ。
いつだって、映画では「不死鳥(死なない役)」であるドニー・イェンだが、
「十月囲城」でピーター・チャンに「死なせられて」からは、
今回もまた、「厄運」を逃れられず、再び「烈士」となるのだと思われる。
さらに面白いことには、ドニー・イェンは現場では全然おとなしくしておらず、
たとえ遺体運搬車の中で動けずとも、
監督のカットがかかると、すぐにケイタイをいじり始める。
日が山に沈む前、クンフー達人のドニー・イェンも空腹には勝てず、
アシスタントにカップめんを作らせて、腹を満たし、
それからまた「烈士」を演じ続けた。
弔いの歌湧き起こり、教主が吼える
渡辺謙、最後の出演者として「教主」を演じる?
その日、記者はタン・ウェイの姿は見なかった。
ところが、昼頃、1人の見たことのある男性が、
青い中国服を着て、迫力十分なのを見つけた。
現場で、彼は荷駄隊の先頭を騎馬で走り、遺体運搬車を停め、
ドニー・イェンを見つけると、天に向かって吼えた。
「おまえ達は唐龍を殺したのだな!」
(唐龍はドニー・イェンの役名だろう)そして、騎馬隊と「ウーラー、ウーラー」と
意味のわからない葬いの歌を歌い始めた。
ワンシーン終わるごとに、彼は金城武、ドニー・イェンと一緒に
モニターのところに行き、のぞき込んだ。
よく見ると、この人物は日本の俳優、渡辺謙に非常によく似ている。
国家広播電影電視総局サイトの「武侠」のあらすじによると、
唐龍は家族と村人の命を守るため、捕吏である徐百九とさえ一緒に組んで、
マフィアの「教主」と命をかけた決戦をし、自身の過去の罪業にもケリをつける。
これまでに明らかになった出演者のドニー・イェン、金城武、
タン・ウェイの3人の中には、明らかに誰1人「悪役」はいない。
渡辺謙こそ、ピーター・チャンがまだ見せていない最後の大物
――教主なのではないだろうか?
(南方都市報 2001.11.4)
BBS ネタバレDiary 7:15
11月04日(木)
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