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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■「武侠」撮影の状況は(2回目)●更新●再更新
その日の気温は酷暑までは至らないにしても、日差しは非常に強く、
カットがかかるたび、スタッフがドニー・イェンに日傘をさしかけていた。
まるまる1日撮影が行われ、ドニー・イェンも「建築現場」を忙しく歩き回った。 (続く)
これで終わり。 23:50
かたつむり式急ぎ仕事
ピーター・チャン、「太極拳」をするように「武侠」の撮影を進める
記者が騰衝に「潜伏」して1週間近く、一番印象的だったのは、
ピーター・チャンの撮影のスピードが「かたつむり」のようだったことだ。
以前、「投名状」の撮影のときは、重箱の隅をつつくような念の入れ方で1年間もかかったし、
「十月囲城」のときには、完璧を求めるため、もうアップしていた出演者を呼び戻して撮り直しをした。
大スターを何人も手元に確保してからどう撮るか考えることのできる監督は、
ウォン・カーウァイの他にはピーター・チャンしかいないと信ずる。
ドニー・イェンの扮装した姿が撮られたのは8月29日、
その後、1週間もの間、ピーター・チャンは1度しか撮影を行わなかった。
ドニー・イェンはヴェネチア映画祭に飛んでマスコミの取材を受けたとき、
「武侠」はもうクランクインしているが、まだほとんど取っていないと明言し、
ピーター・チャンはまだインスピレーションを待っていると語った。
記者は張り込んでいる間、金城武と一緒に
ピーター・チャンの「インスピレーション」を求める様子を目撃していたのである。
制作班の車の通し番号は、「1」号車から「102」号車まであるのに気がついた。
いずれも昆明のレンタル会社から調達してきたということだ。
調べてもらうと、運転手の食費宿泊費を入れて、
1台1日当たり、約400元かかることがわかった
……ピーター・チャンの「かたつむり」並のスピードを目にしては、
記者は彼のために計算せずにはいられなかった。
毎日使う車の費用だけでも、4万元、
毎日の撮影班数百人の労働、まかない、宿泊費の出費は言うまでもない。
「実に大監督はやることが大きい」である。
記者が騰衝を去って後、ドニー・イェン、タン・ウェイは戻ってきたが、
ピーター・チャンの「インスピレーション」は湧いたのだろうか?
「かたつむり制作班」は撮影をしているのだろうか?
記者には知る由もない。 (完)
BBS ネタバレDiary 2;20
09月16日(木)
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