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武ニュースDiary
by あさかぜ
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■「Lovers 十面埋伏」正式上映●19日のニュースから●「十面埋伏」十の質問
初めての中国時代劇衣装、初めての上半身をあらわにした
チャン・ツーイーとの野外でのラブシーン、
初めて弓を射、馬を駆っての大量のアクションシーン。
この映画の撮影は半年の長きにわたったが、
金城武はそれに先立って、3カ月間の武術訓練も受けている。
まだ映画を見ておらず、マスコミ向け試写での評価を非常に知りたがっていた。

「十面埋伏」出演の前から、彼はわざわざ髪を伸ばしていた。
映画の中で、三角関係からアンディ・ラウと決闘をする。
髪を振り乱し、全身で戦うが、それは自分自身の髪だからである。
が、彼は長髪に飽きてしまい、最近すっかり短い髪になって現われた。(後略)
(自由時報電子新聞網)


金城武、動物の猛々しさ 3:45

金城武は、ずっとチャン・イーモウ映画の、あの非常に純粋な感情を好んできた。
「十面埋伏」の物語もその通りで、
登場人物は愛のために一切を投げ打つことができる、
単純であれはあるほど良いと彼は考えている。
しかし、撮影の過程では、感情は大変単純だが、演技は非常に難しかった。
彼は冗談めかして、
「チャン・イーモウがクランクイン前に僕に言ったんです。
四方八方を取り囲まれた危急の状態では、
男女の間に切迫した感情反応が生まれるものだって。
彼は、いわゆる動物学まで持ち出すんですよ」と言う。

また、「初めの1分間では仕事の目をしていなければならない
(チャン・ツーイーの身辺での彼の任務は、スパイのように潜入することだから)、
次の1分では愛しむ目に替えなくちゃならない」

彼はどうリズムをつかんでよいかわからなかった。
チャン・イーモウにたずねると、チャン・イーモウはこう答えた。
「わからなくてよい、かまわずにやりなさい」
金城武は、初めてチャン・イーモウと仕事をした感じは
ウォン・カーウァイと似ていると思った。
(新聞晨報から抜書き)



「十面埋伏」十の質問  23:50

新聞晨報の記者が10の質問を立て、
それに対する監督と主演の3人の答えで構成しています。
その内から抜粋して。

「十面埋伏」十の質問より

2 金城武は十分美しいか 答え Yes

実は、商業映画にとっては、その意義は視覚面にある場合が多い。
この映画での金城武の、右手で刀を遣い、左手で弓を引く姿は、美男の面目躍如である。
だが、映画の中でかっこよくあるためには、彼は少なからぬ犠牲を払った。

彼の話では、日本で「リターナー」を撮影していた時は、
アクションの難度は大分低かった。
同じアクション映画ではあるが、「リターナー」は大量のVFXを使用しているのだ。
「十面埋伏」の撮影中、アクション監督のチン・シウトンは
リアルな♂焔Zでなければならないと強調した。
だからウクライナでは、金城武は毎朝起きるとトレーニングをし、
今日は、チン・シウトンはどんな高い難度のアクションを要求してくるのだろうと
考えるのだった。

記者が、彼の映画での弓を射る様子の素晴らしいかっこよさにお世辞を言ったところ、
彼は反対に記者をわらって言った。
「どうして? 弓を射れば、誰だってああいう格好になるんじゃないんですか?」
そして「本当は弓の練習は、動作はとても簡単で、理解すればそれでできるんです。
でも刀を扱えるようになるには1ヶ月くらいかかる。
撮影中はしょっちゅう怪我をしていた他に、落馬までしたんですよ」

5 唐代のせりふはうまく行ったか 答え No

せりふは、カンヌで映画を見た記者たちが一番失望した部分だった。
チャン・イーモウは、なんと、類似のテレビドラマ「三国演義」のような
半分文語交じりの、口語ではないせりふを採用していたのである。
また、香港台湾なまりがやはり目立っていた。

もともと、金城武、アンディ・ラウのような香港台湾の人間が普通話を話すことだけで
既に無理があるのに、その上文語まじりのせりふをしゃべらせるのだ。
金城武自身も、この点を明らかに心配していた。彼は言った。

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05月20日(木)
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