ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■宮崎県:10キロ圏内の13万頭を殺処分

口蹄疫について
  http://www.agri.pref.hokkaido.jp/kaho/koutei/kotei.htm
口蹄疫:殺処分対象の種牛49頭延命を要望へ 東国原知事
2010年5月22日
口蹄疫:スーパー種牛の感染疑い 畜産関係者に大きな衝撃
毎日新聞 2010年5月22日

 口蹄疫ウイルスに感染した牛は治療方法がなく、感染の拡大を防ぐため殺処分するしかないのだ。日本では2000年3月12日、約92年ぶりに宮崎県宮崎市で口蹄疫の発生が見られた。また2010年4月20日に、宮崎県児湯郡で感染が確認され10キロ圏内牛殺処分頭数は計13万258頭(21日現在)となった。

宮崎県内の種牛は、日本の食肉を支えてきたので、ごそっとなくなる影響は計り知れない。素人の見解であるが、わずか10キロ圏内に13万頭もの牛の飼育をすること自体に問題があるような気がしてならない。
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口蹄疫について
  http://www.agri.pref.hokkaido.jp/kaho/koutei/kotei.htm
1 原因(病原体)
 口蹄疫ウイルス(Picrnaviridae Aphthovirus)
2 感受性動物
  牛、水牛、めん羊、山羊、豚、しか、いのしし
3 症状
 突然40〜41℃の発熱、元気消失に陥ると同時に多量の流挺(よだれ)がみられ、口、蹄、乳頭等に水胞を形成し、食欲不振,は行(足をひきずる)を呈する。

4 発生状況
(1)国内
   2000年(平成12年)宮崎県及び北海道で発生したが、清浄化を達成
(2)外国
   イギリス、フランス、中華人民共和国、大韓民国、台湾、ロシア、アフリカ、中南米他
   (発生国地図)
5 診断法
(1)血清学的検査により抗体の確認を行う。
(2)水胞材料からのウイルス分離を行う。
6 予防法
不活化ワクチンが用いられているが、現在は発症牛のとう汰による清浄化の推進が中心となりつつある。
7 治療法
(1) なし。
(2) 発生した場合は、家畜伝染病予防法に基づき、まん延防止のため家畜の所有者によると殺の対象となる。



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口蹄疫:殺処分対象の種牛49頭延命を要望へ 東国原知事
                          2010年5月22日
 宮崎県の東国原英夫知事は22日、家畜伝染病の口蹄疫(こうていえき)で殺処分対象になっている県家畜改良事業団の高級牛ブランド「宮崎牛」の種牛49頭について、経過観察を条件に殺処分しないよう国に要望する意向を明らかにした。
 同県西都市に特例的に避難させていたエース級6頭のうち「忠富士」に感染疑いが確認され、残り5頭の今後も不透明な状況。東国原知事は「県の種牛が一頭もいなくなっては被害が甚大。日本の畜産にとって壊滅的な打撃だ」としている。
 これに対して山田正彦副農相は「大臣(赤松広隆農相)と相談するが、特例を認めていいとは思っていない」と否定的な考えを示した。
 県によると、現在、種牛49頭には口蹄疫の症状はないという。【石田宗久】

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ことば:忠富士
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口蹄疫:スーパー種牛の感染疑い 畜産関係者に大きな衝撃
                     毎日新聞 2010年5月22日

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