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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■人の話しを聞き広角的な視点を持とう。
社説:3党連立協議―玉虫色合意で禍根残すな      9月3日 朝日
社説:鳩山新政権へ―未来に責任果たす財政を      9月4日 朝日
社説:小沢幹事長―企業献金に自らとどめを       9月5日 朝日
社説:新政権の日本―育て、大きな民主主義       9月6日 朝日
社説:鳩山人事―政権移行の態勢を急げ         9月7日 朝日


 人は一つの出来事にあるイメージを固めると、人の意見を聞かない傾向が強いと思う。「話し聞く姿勢」は人に美徳の最たるものでないかと思う。社説を読む・・これは人の話を利く最たる行為でないか。しかし、社説など見向きもしない人が多いように思われてならない。「人の話(見解)しを聞く姿勢」の貧弱さが起因していると思う。

 民主党の圧勝から新聞各社の社説はこのテーマのみである。このような新聞の扱いはかってなかったことで、テーマの大きさを証明している。このテーマについて、各自はイメージを固めていると思うが新聞各社の見解に目を通すことは「人の話を聞く」に他ならないと思う。今日は権力に対して厳しい論調を掲げる朝日新聞の社説を5題以下に引用した。

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社説:3党連立協議―玉虫色合意で禍根残すな    9月3日 朝日
 民主、社民、国民新の3党が連立政権づくりに向けて協議を始めた。
 衆院で「308」という巨大政党に膨れあがった民主党だが、参院での議席数は過半数に少し足りない。
 社民党と国民新党を味方につけて過半数を固めれば、予算や法律をすんなりと成立させることができる。安定した政権運営のために連立を模索するのは当然のことだ。
 ただ、あくまでも理念や政策の方向性が一致する限りで、というのが連立の大前提だ。ただの数合わせや、本来の主張を無節操に曲げるようなことでは、それぞれの党に票を投じた有権者の期待を裏切ることになる。
 3党は16日の首相指名、新内閣発足に向けて、週内にも鳩山政権で目指す政策、理念で合意したいという。
 政策合意の元になるのは、総選挙の時に3党が掲げた共通政策だ。だが、実際の連立政権を支える合意にするには、改めて議論し、細部を詰める必要がある。
 例えば「消費税5%は据え置く」という項目だ。民主党は税率を引き上げる時は民意を問うという立場だから、この内閣が続く限りは引き上げないという点で、消費増税絶対反対の社民党と一致している。
 それでも社会保障の財源確保や、景気対策でいっそう膨らむ借金をどう返済していくのか、財政健全化のめどをめぐる議論は必要だ。それまで封じるような合意にしてはなるまい。
 国民新党が最重視する「郵政各社の株式売却凍結と4分社化の見直し」。当面はこれで手を握れるだろうが、では郵政民営化を後戻りさせるのか。将来像についての国民の疑問にすぐにも答えなければならないことを留意しておかねばならない。
 難題は、共通政策に盛られなかった外交・安保政策の扱いだ。インド洋での給油支援やソマリア沖の海賊対策が焦点だが、自衛隊の海外派遣に強く反対する社民党とどのような形で折り合いをつけるか。鳩山首相の基本路線が問われる問題でもある。
 民主党として決して譲ってはならない点が二つある。まず、企業・団体献金の全面禁止だ。国民新党が慎重だが、政権の根本姿勢にかかわることであり、玉虫色の合意は許されない。
 もうひとつは、政権の意思決定は内閣のもとで一元的に行うという原則だ。社民、国民新両党が求める与党の連絡会議は、内閣の意思決定を妨げるものであってはならない。両党には、閣僚や副大臣として内閣に加わり、意思決定に参画する道がある。
 鳩山氏には念を押しておきたい。この総選挙で示された民意が民主党政権に期待したもの、つまり有権者の負託に誠実に応えることがあくまでも基本である。
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社説:鳩山新政権へ―未来に責任果たす財政を     9月4日 朝日
 民主党が政権政党としての力量を試される最初の大関門はいうまでもなく補正予算の組み替え、そして来年度の予算編成である。

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09月08日(火)
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