ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ 日本の輸出国首位は中国

 中国をどのような視点で捉えるかは実に難しいテーマだと思う。日本の短期的な景気という面で捉えれば、日本の景気は明らかに中国への輸出に依存している。7月度の輸出のトップは、貿易統計の通り中国なのである。

7月の貿易統計(速報値)から国別輸出実績を記録したい。
中国向け          1兆2864億円    16.8%増
米国向け          1兆2763億円    11.5%減
中国を含めたアジア向け輸出 3兆8567億円    12.7%増 50%
7月の輸出総額       7兆6321億円   

チベット自治区の視点から見ると、中国は強権政治の見本のようだ。
「18 日にチベット自治区東部のカム地区で抗議行動を繰り広げていたチベット系住民に中国軍が発砲した」と言明、「死者数は確認する必要がある」と前置きしながらも、死者数が140人に達した可能性があるとの認識を示した。」という。一連の暴動が始まった今年3月以降、死亡した住民が400人に達し、遺体が家族の元へ返されていない上、「1万人の(チベット系)住民が当局に逮捕され、どこに投獄されているのかわからない」という。

 中国は強大な経済大国の側面があり、中国の動向が日本及び世界経済に少なからずの影響を与える段階になっている。その一例として鉄鋼の生産量を取り上げたい。米国・日本、ロシア、ドイツなどの主要国の鉄鋼生産量は1億トン前後〔日本1億2000万トン〕である。それに対して中国の粗鋼生産は5億トン前後に急拡大している。この影響に関心のある方はエンピツを開いて下さい。鉄の生産量という側面では、先進国5カ国分の生産をしている強大な国家という見方もあると思う。

貿易統計:新興国頼み今後も…中国向け輸出首位
毎日新聞 2008年8月21日
チベットで中国軍発砲、140人死亡か」ダライ・ラマ発言
                    2008年8月22日01時 読売新聞
止まらぬ中国の鋼材輸出、鉄鋼業界は日本への流入増など懸念
http://jp.reuters.com/article/idJPJAPAN-27511920070822

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貿易統計:新興国頼み今後も…中国向け輸出首位
毎日新聞 2008年8月21日
 21日発表の7月の貿易統計(速報値)は、中国向け輸出が戦後初めて米国向け輸出を上回るなど、日本経済の成長が新興国に支えられていることを浮き彫りにした。景気減速が続く先進国向け輸出の落ち込みを新興国向け輸出が補っている構図だが、核となる中国経済について「北京五輪後は減速が避けられない」(米投資会社)との見方もあり、日本経済の先行きは楽観できない。
 国別輸出実績では、米国向けが前年同月比11.5%減の1兆2763億円に落ち込み、住宅バブル崩壊が表面化した昨年9月以降、11カ月連続で減少。対照的に、中国向けは同16.8%増の1兆2864億円に拡大し、3年2カ月連続で増加した。また、ASEAN(東南アジア諸国連合)向けも同18.1%増と堅調で、中国を含めた7月のアジア向け輸出は同12.7%増の3兆8567億円となり、日本の輸出総額(7兆6321億円)の半分を占めた。
 ただ、原油価格が高止まりし、欧米など先進国経済の減速が世界経済全体に波及し始めた中、頼みの中国・アジア経済の好調がいつまで続くかは不透明。市場では「7月の対中輸出の大幅な伸びは北京五輪や四川大地震復興による特需効果が大きい」との見方もある。米経済の復調が見込めない中、日本経済は今後も中国など新興国向け輸出に頼らざるを得ない不安定な状況が続きそうだ。
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チベットで中国軍発砲、140人死亡か」ダライ・ラマ発言
                  2008年8月22日01時 読売新聞

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08月24日(日)
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