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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ 教育現場に飛び交う札束…大阪でも、医学部でも、政治介入も
 7月20日の産経新聞で「【疑惑の濁流】「出世もコネ、カネ次第」教育現場に飛び交う札束…大阪でも、医学部でも、政治介入も」と題する長文のリポートがあった。特に採用だけでなく、昇進にも金が動いていたと言うから驚きである。これらの記事、関連ニュースを読んで「微塵も怒り」を感じない人は日本社会の【濁流】にすっぽりと浸かっている人だと思う。
 
 昨日の第3グループの社会の情報交換会で、テーマは異なるが社会の出来事に対して「怒り」を感ずるかどうかの話が出た。社会悪に対して怒りを感じる人が少ないので、結果的に社会は変わらないと言う側面があると思う。社会の情報交換会では
@怒りこそ人としてのエネルギーの源泉である。
A怒りを何も感じない若者がいたとすれば、心は既に老人である。
B怒りを何も感じない若者は生きるエネルギーが弱いといえる。
等の意見交換を行なった。

 日本の社会には、政治家の子供は政治家、教員の子供は教員という潮流がある。こんなことを繰り返して日本の社会は持つのだろうか。ともかく、以下に引用した3篇の報道に眼を通して欲しい。事態は予想以上に深刻なのである。

【疑惑の濁流】「出世もコネ、カネ次第」教育現場に飛び交う札束…大阪でも、医学部でも、政治介入も
                      2008.7.20 産経新聞
社説:教員採用改革 もう先送りにはできない
                      2008年7月21日 毎日新聞
社説 教員汚職―口利き封ずる仕組みを
       2008年7月21日 朝日新聞
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【疑惑の濁流】「出世もコネ、カネ次第」教育現場に飛び交う札束…大阪でも、医学部でも、政治介入も
2008.7.20 産経新聞
 「コネや金がなければ昇進は無理」。“先生”たちが買ったのは、子供の採用枠だけでなかった。自らの出世にも多額の金が動いていたことが明らかになった大分県教育界。県議や国会議員秘書らの“口利き”も横行していた。これは大分県だけの特異な事件なのか。平成18年には大阪府教委で講師採用をめぐる汚職事件があったほか、横浜市立大では博士号取得で「謝礼金」の授受も。教育界には不透明なカネが飛び交っている。
 
現職校長らが“自首”…昇進でも動いたカネ
 「昇進試験に何度も落ちたが、カネを使えばすぐに通った」
 収賄容疑で逮捕された県教委義務教育課参事、江藤勝由容疑者(52)に商品券50万円分を贈ったことを、県警と市教委に告白した50代の男性教頭は、周囲にこう話しているという。
 「自分の昇格に関して、不正があったことを告白したい」
 7月8日、大分県佐伯市の市立小学校に勤務する50代の女性校長とこの男性教頭、50代の女性教頭の計3人が意を決して佐伯署に相談に出向いた。
 同市教委などによると、3人のうち2人の教頭は「昇進での便宜を図ってもらった謝礼」としてそれぞれ50万円分、女性校長は「江藤参事の昇進祝い」で10万円分の商品券を贈ったと説明。3人とも今年、校長と教頭に昇進していた。3月に別府市のホテルで江藤容疑者を囲んで開かれた食事会に参加し、商品券を渡した。3人は市教委に「(事実を隠すことが)とても耐えきれなかった」と話したという。
 県警に“自首”した小学校校長と教頭2人はそれ以後、勤務する学校に姿を見せていない。
 一方、江藤容疑者らへの贈賄容疑で逮捕された県教委義務教育課参事、矢野哲郎容疑者(52)も県教委の現職ナンバー2、富松哲博教育審議監(60)に、自身の昇進に関して20万円の商品券を渡した疑いが浮上している。
 商品券の受領について、富松審議監は「否定はできない。自分が逮捕されるかどうかの瀬戸際だから、簡単には話せない」と苦しいコメントに終始している。
矢野容疑者は今春、佐伯市の離島にある学校の校長から県教委に異動。採用汚職発覚後の6月の県議会では「わずか1年で県教委の重職に栄転した。この裏には不正があるのではないか」と地元県議から疑問の声が上がっていた。
 
師弟間のカネのやりとり…教育界の旧弊か

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07月21日(月)
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