ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
[257910hit]

■ 竹島の歴史
 日本人で竹島の歴史を語れる人は少ないと思う。そう日本人にとって竹島に思いを強く持っている人は少ないのだ。

韓国にとって、「竹島は単なる小さな島の問題ではない。日本が竹島を島根県に編入した1905年は、日本が韓国から外交権を奪い、併合への道筋を開いた年だ。竹島は、日本による植民地支配の象徴とされている。」この理解が正しいように思う。

文部科学省は14日、中学の新学習指導要領の社会科解説書に日本の領土として取り上げることを決めた。韓国は駐日大使の一時帰国を決めるなど強く反発している。この問題が日韓関係に大きく影響を与えることになった。

竹島問題―日韓は負の連鎖を防げ
                            2008年7月15日  朝日新聞
社説:竹島記述 領土問題は冷静さが必要だ
                  2008年7月15日 毎日新聞
社説  先行き見えぬ朝鮮半島情勢
                   2008年7月15日 日経
禍根残す外交配慮 竹島記述
2008.7.14 23:06  産経新聞
学習指導解説書 「竹島」明記は遅いぐらいだ(社説)  
2008年7月15日  読売新聞
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
竹島問題―日韓は負の連鎖を防げ
                 2008年7月15日  朝日新聞
 竹島が日本の領土であることについて理解を深めさせる。中学校の新しい学習指導要領の解説書にそうした趣旨が初めて書きこまれたことで、韓国側が激しく反発している。
 日本海にあるこの孤島をめぐっては、日韓双方が領有権を主張し、たびたび外交摩擦の火種となってきた。
 韓国政府はさっそく日本大使を呼び出して抗議した。国会議員の代表団がヘリコプターでわざわざ島に乗り込んで示威行動にも及んだ。
 韓国にとって、竹島は単なる小さな島の問題ではない。日本が竹島を島根県に編入した1905年は、日本が韓国から外交権を奪い、併合への道筋を開いた年だ。竹島は、日本による植民地支配の象徴とされている。
 韓国の人たちは「独島」と呼び、「独島、われらが土地」という唱歌で子どもの頃から愛国心を培ってきた。島の領有は韓国ナショナリズムのゆるがせにできない柱なのだ。
 3年前、島根県が編入100周年で「竹島の日」条例を制定し、韓国側が猛反発したことも記憶に新しい。
 日本政府はそうした韓国側の事情もくんで、竹島問題には抑制的だった。だが今回、様々な事情が重なって問題が先鋭化している。
 学習指導要領はほぼ10年ごとに改訂され、それに伴って解説書も見直される。それが今年に当たった。
 そこに向けて、自民党の一部などに、北方領土とともに竹島の領有権問題をもっと学校で教えるべきだ、とする声が強まっていた。
 一方で韓国では李明博政権が出発したばかりだ。北朝鮮の核や拉致問題で韓国との協力も欠かせないなか、福田首相としては、そうした外交への配慮から韓国を刺激するのは避けたい。
 それもあって3月告示の指導要領の改訂で竹島への言及を見送ったが、代わりに解説書では何らかの形で触れざるを得なかった。政権基盤の弱い首相の苦しい党内配慮も見える。
 韓国の事情も苦しい。米牛肉の輸入再開を機に、国民の不満が爆発している。李政権としても、ここで国民に弱腰を見せるわけにはいかないのだ。
 だが、ここは冷静になりたい。
 今回の解説書はあくまで日本政府の従来の見解に沿ったものに過ぎない。4社の教科書はすでに竹島を取り上げている。大多数の日本国民は良好な日韓関係を維持したいと望んでいる。日本政府はあらゆる機会にそのことを韓国に丁寧に説明すべきだ。
 韓国側の怒りも分からぬではないが、解説書では竹島の領有権をめぐって日韓の間の主張に相違があることを客観的に明記している。
 互いに主張し、違いがあればあることを認め合ったうえで、冷静に打開を図る。それ以外にない。
社説:竹島記述 領土問題は冷静さが必要だ
                    毎日新聞 2008年7月15日 

[5]続きを読む

07月19日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る