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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ 疲弊する医療現場
産経新聞で「溶けゆく日本人」と題するリポートが続いている。蔓延するミーイズムで医療現場も疲弊しているという。以前、術後の経過が悪いということで看護師が患者に殴りつけられる報道もあった。溶けゆく日本人とは、簡単に言えば、昔の常識では考えられない行動をとる日本人のことである。
200年2月27日のキャリアブレインのレポートで、「勤務医の疲弊、患者にも原因」であった。厚生労働省の審議会で、産科・小児科・救急の医師が共通して挙げたのは勤務医の疲弊で、その原因の1つに「クレーマー患者」や「暴力患者」などの存在を挙げている。患者の暴言で仕事への誇りがズタズタにされる場合があるのである。月に150時間を超える残業をこなす中、「よくならないのはおまえのせいだ」「税金払ってるんだから、もっとちゃんとみろ」など、患者からの理不尽なクレームが容赦なく寄せられるのだ。
ともかく日本人の全体的な質が落ちているといわざるを得ない。どうしてこんなことになってしまったのか、皆さんで意見交換をしませんか。時間のある方は以下の長い引用に眼を通してください。
勤務医の疲弊、患者にも原因
2008/02/27 キャリアブレイン
【溶けゆく日本人】蔓延するミーイズム(7)
疲弊する医療現場
2008.2.13 産経新聞
≪メモ≫ 産経新聞 疲弊する医療現場から引用
厚生労働省の医療施設調査によると、産婦人科・産科を標榜する一般病院は、平成8年には2148施設あったが、18年には1576施設で、10年間で572施設減った。分娩を取り扱うのをやめる施設は増え続けており、とくに自治体病院や、地域に1つしかない産科施設が閉鎖するなど問題になっている。一方、日本外科学会は、将来の外科医師数について、平成27年に新しく外科医になる人はゼロと予測している。このまま外科医不足が進行すれば、盲腸などごく簡単な手術ができる医師もいなくなる。そうなれば、今はほとんどが助かるけがや病気で命を落とす人が増えるかもしれない。
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勤務医の疲弊、患者にも原因
2008/02/27 キャリアブレイン
「雨が降ったからという理由で救急車を呼ばないでほしい」「患者の暴言で仕事への誇りがズタズタにされる」――。厚生労働省の審議会で、産科・小児科・救急の医師が共通して挙げたのは勤務医の疲弊で、その原因の1つに「クレーマー患者」や「暴力患者」などの存在を挙げた。西川京子厚生労働副大臣は「医療の分野では国民の意識が育っていない。すべて受け入れる側が悪いというのではなく、一緒に医療を構築するという方向性を持たないと不毛の議論になっていく」と感想を述べた。(新井裕充)
厚労省は2月25日、「安心と希望の医療確保ビジョン」会議を開き、産科・小児科・救急の現場で先進的な取り組みをしている医師から意見を聴いた。
この会議は、長期的な視点に立って日本の医療の問題点を考えようと、舛添要一厚生労働大臣が中心となって1月7日に設置された。
4回目を迎えたこの日のテーマは、医師不足が深刻な産科・小児科・救急医療などの現状把握。各分野の医師が現在の問題点や今後の課題などについて意見を述べた。
東京都立府中病院・産婦人科部長の桑江千鶴子氏(東京医科歯科大産婦人科臨床教授)は「産婦人科臨床現場の3つの問題」として、(1)劣悪な労働環境と待遇、(2)医療事故と訴訟への恐怖、(3)医療者への暴言・暴力(モンスターペイシャント)の存在――を挙げた。
桑江氏は「大野病院事件で産婦人科の医師が逮捕されて以来、ビクビクする状況で萎縮医療になっている」と述べ、過酷な労働環境に追い討ちをかける訴訟リスクや患者の暴力などが医師のモチベーションを下げていると指摘した。
「優しい気持ちでなんとかしてあげたいと思っても仕事に対する誇りをズタズタにされ、若い医師は疲弊している」
桑江氏はこのように述べ、早急に解決することが難しい大きな問題であるとした。
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02月28日(木)
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