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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■<学力低下>「悲惨な結果」と専門家
 日本の若者の学力低下が指摘されて久しい。11月24日「大学生の日本語力留学生以下ぞろぞろ」と題して記述した。何しろ、四年制私立大で20%、短大では35%が中学生レベルの国語力しかないというから少々ショックな話しである。

 経済協力開発機構(OECD)の調査(PISA)によると読解力だけでなく、数学的活用力でさえ明らかに低下しているという。上野健爾・京都大大学院理学研究科教授(数学)は「悲惨な結果だ。勉強の面白さを理解できなければ、知識が頭の中を通過するだけで、分数も分からない大学生を生むことになる。学習指導要領改訂で教科書が薄くなり、子どもの関心を呼び起こす内容が削られてしまったことも一因だ」(12月8日・毎日)と指摘している。ともかく数学で初めて実施した生徒への意識調査では、勉強への否定的な反応が大半を占めているのだ。

 なぜこのようになってしまうのか、毎日新聞の分析は@低い学校への信頼、満足度A教師の質や充足度も見劣りなどの項目で解説していた。ここでは多くのことを書けないが、「生徒と教師の人間関係がよい」など教師による学級雰囲気作りを示す指標でも、韓国、フィンランドが上位1、2位を占めた。日本は悪い方から3位というデータとなっている。学力低下の原因は、教師の質によるところが大きいのだろう。フィンランドや韓国は日本とどこが違うのか。両国はともに「教員の質」を重視しているのだ。文科省によると、フィンランドは教員資格の基準を大学院修士課程修了以上としている。要は国としての教育の取り組みの違いなのである。
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癒しの森482                           2004年12月8日

              集中する時間

 私は1日の中で誰にも声を掛けられない時間が2時間余り必要である。日々の映像(癒しの森)が出来るまでのパターンはおおよそ次の通りだ。毎日必ず目を通す新聞の項目は、朝日・産経・毎日・読売・日経・スポニチである。この中から後日の参考にしなければならないと思う情報を、私のワードの資料室に移動させる。この時間が1時間30分余りである。日にのよっては、新しい情報が少ないこともあり、この作業を1時間弱で終わることもある。ここまでの作業の時は、電話が来るなどの雑事があっても余り気にならない。

 しかし、これらのニュースの中から、今日の日々の映像(癒しの森)に何を書くか、という段階になると集中する時間が必要である。家にいるとこの集中の時間が出来にくいので、パソコンを持ってサイゼリヤへ行って記述する習慣があった。ところが、最近はここでの友人が出て来て語り合う機会が多くなり集中する時間が取りにくくなって来ている。さりとて、語り合うことは多くの示唆があるので、決して無駄ではないのだ。今日も20時にここに来たのであるが、22時まで友人との懇談となった。それから、日々の映像(癒しの森)を書き、今日の癒しの森のテーマを「集中する時間」として書いた次第である。今の時間は23時45分を示している。これから帰ってエンピツに入力するので、24時ぎりぎりとなる。

    ・毎日の 癒しの森を 書き止める テーマ何かと 尋ねる時間 
                                  
     
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12月08日(水)
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