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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■今日はイチローデー
感動の一瞬をスポニチから引用したい。
「野球発祥の地、米国で1920年、ジョージ・シスラーが打ち立てたシーズン257安打の大リーグ記録に、1人の日本人選手が並び、一気に抜き去った。84年間眠り続けた記録を呼び起こす歴史的快挙。シアトルのセーフコ・フィールドは祝福の拍手と歓声に包まれた。「僕の野球人生で最高に熱かった」。レンジャーズ戦の初回に左前打で257安打に並んだ。3回の第2打席で打球は中前へ抜けると、一塁ベース付近にナインの祝福の輪が広がった。総立ちのスタンドに背番号51はヘルメットを誇らしげに掲げて応えた。6回にも遊撃内野安打、記録は「259」まで伸びた。本塁打全盛の時代にあって、天才打者は技術とスピードでメジャーに金字塔を打ち立てた。夢を追いかけて海を渡って4年。04年10月1日(日本時間2日)に「ICHIRO」が成し遂げた快挙は永遠に語り継がれるだろう」
天才打者を讃えるおびただしい報道の中から、その一部をしばらくの期間引用しておきたい。イチローをよく理解しようとする人は、何らかの収穫が心の中に残ると思う。
@イチロー最多安打更新 原点は父親との日々
Aイチロー、試合後のコメント 「チームメートの祝福に熱くなった」
B10年前から狙った大記録=イチロー、
C大記録達成の瞬間を振り返る 一問一答(毎日新聞)
Dイチロー、最多安打更新 4割打者へ夢の途中
E冷静な男も「その瞬間、笑って泣いた」
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癒しの森415 2004年10月3日
イチローに「歴史塗り替えた」と最大賛辞
今日の報道はイチロー一色だ。米メディアは、イチローに「歴史塗り替えた」と最大の賛辞を贈った。地元紙シアトル・タイムズ(電子版)は、試合の様子や観客の熱狂などを詳報。「遠く離れ、何の共通点もない2人の男(イチロー、シスラー両選手)が、野球を通じて、何十年もの時を超えて結びついたして、84年ぶりに記録を更新したイチローを称賛している。更に「イチローのおかげで、(シアトルの)ファンは、今まで見たことのないような野球を見られて幸運だ」などの報道が溢れている。マリナーズの地元、シアトル・ポスト紙は84年ぶりとなった新記録を「不滅の偉業」と手放しでたたえている。
ここではイチローの記者会見の一部を引用したい。
――記録達成への原動力は何か。
野球が好きだということ。今季は、チームが厳しい状況で、そこから自分のモチベーションを作らなければならなかった。プロとして、勝つことだけが目的ではない。勝つことだけが目標の選手だったら、今回のようなことは無理だった。それは自分自身が自分自身に教えてくれた気がする。
――野球少年へのメッセージを。
僕がこちらに来て思うのは、体がでかいことに、それほど意味はないということ。大リーグでは、僕は一番小さい方だけど、こういう記録ができた。日本の子供にも、アメリカの子供にも言えると思うけど、大切なのは、自分の持っているものを生かすこと。そう考えられるようになると、可能性が広がっていく。
・それぞれの 秘めたるものを 生かすこと そして広がる 勝利の翼
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引用@イチロー最多安打更新 原点は父親との日々
「ぼく、どうしても野球がやりたい」8歳の決心
84年の時を超え、伝説の男に。大リーグ年間最多安打記録を塗り替えたシアトル・マリナーズのイチロー(30)。1920年にジョージ・シスラーが257本を打って以来、破られることのなかったベースボールの本場の“重い扉”を愛知県の野球少年だった「鈴木一朗」がこじ開け、米国や日本を熱狂させた。「僕の野球人生の中で最高に熱かった」と、喜びを語ったヒーローの「野球人生」に迫った。(徳光一輝、森本昌彦)
≪目標≫
■「甲子園でなく、プロに」
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10月03日(日)
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