ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
[256526hit]
■医療業界は政権党の大スポンサー
社会の出来事に対する受け止め方は実にさまざまである。社会の出来事の一つをどのように捉えるべきなのか、これが日々の映像を書いている主な目的である。ここでは受け止め方の一つを読者の提示しているもので、私の受け止め方と異なる見解を持つ人がいることは当然である。
医療業界の政権党への巨大献金をどう受け止めるべきなのか。何十年に渡って医療業界は政権党の大スポンサーであり続けている。それはなぜかといえば話は単純である。日本医師連盟の幹部は「医療業界は何かと規制が多い。有利に事を運ぼうと思ったら、政治家を味方につけなければ話が進まない」という。すなわち、ありとあらゆる規制の網をかけているので、医療業界が改善しようとするには、政治家を味方につけなければならないのだ。それでは厚生官僚はいったい何をしているのだろう。医療業界の膨大な以下の献金(9月10日・産経)は何を物語っているのだろう。
日本医師連盟 5億5000万円
日本歯科医師連盟 3億1000万円
日本薬剤師連盟 1億7000万円
製薬産業政治連盟 1億2500万円
ここでは連盟について少々書きとめておこう。 政治資金規正法は、企業や団体から政治資金団体に献金する場合、資本金などに応じて上限を定めているが、政治団体の場合は上限がなく全くないのだ。このため、業界団体を母体とする政治団体が献金の窓口となっている。そこで〇〇政治連盟と名の付く団体は40以上もあり、その中の4つが上記の医療関係の連盟なのだ。急速に進む高齢化社会の到来で、医療福祉分野の社会的比重が増大していく流れである。よって、これまでになかった法体系の整備が必要となってくる。医療業界が、法体系を整備するために膨大な献金が必要というこの業界の常識は国民には受け入れられないと思う。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
癒しの森 394 2004年9月12日
高齢者福祉協会関係者の来家
交流が始まっていた高齢者福祉協会(NPO法人申請中)の理事長ほか3名が発芽玄米ごはんの炊き方の講習と試食を目的に我が家に来た。我が家で完成させた発芽玄米ごはんの食感・風味に満点の評価を頂く。事前の方向性は話し合われてきたが、高齢者福祉協会の活動の柱の一つとして、発芽玄米ごはんの普及を計ることになった。その他、この癒しの森のナンバー1からの記述内容を福祉協会の話題の中心に据えることになった。具体的には、癒しの森の項目を10題余り選んで、私がその講演をする機会を定期的に作るなどである。
癒しの森の1から365までは、ポプラ社の作品市場に公開されているが、インターネットを使わない高齢者が多い。よって、癒しの森の365までの印刷を検討することにした。
ここで何回か書いてきたが、何か文化的なものを持つことが、人との交流を飛躍的に広げるものである。うどんの作り方、発芽玄米ごはんの炊き方も一つの文化なのである。
・健康の 大黒柱の 玄米は 炊き方いかんで 食感まろやか
(2004年7月27日の再掲)
My追加
09月12日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る