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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■チェチェン人のテロ攻撃
 ロシア(プーチン政権)は、チェチェン人のテロ攻撃にさらされている。チェチェン人の仇討ちの恐怖が、ひしひしと広がっているようだ。プーチン政権は、人口100万人のチェチェン共和国(過日の大統領選挙の有権者58万人)の独立を拒否して軍隊を送る。さまざまな情報によれば10〜20何人近いチェチェン人が殺されている。連続しているテロは例外なく、露軍に夫や肉親を殺された女性の仇討ちなのである。8月24日のロシア南部で旅客機同時墜落事件(90人が死亡)は、チェチェン出身とみられる女性2人が決行している。これほどの規模の「女性の仇討」が過去の歴史に存在しただろうか。
1、ロシア南部の北オセチア共和国(チェチェンの隣)爆発物を身に着けた武装集団10数人が学校に突入。犯人は児童らを人質にして立てこもった。教師や保護者、児童ら354人が人質となった。犯人グループはロシア軍のチェチェン共和国からの撤退と、27人の解放を要求しているという。 現段階での人質解放交渉を拒否。窓際に生徒を立たせ、治安部隊の攻撃を防いでいるという。プーチン政権は、モスクワ劇場占拠事件のように、毒ガスで決着を図るのだろうか。
2、モスクワの地下鉄駅前で自爆テロが起きた。モスクワ市北東部の地下鉄駅近くで、8月31日の夜爆発が起きた。この事件で9人が死亡、約50人が負傷したしたという。捜査当局は今回の爆破を女性による自爆テロと断定。一連のテロはチェチェン独立派による犯行との見方である。米ソともテロとの戦いと発想と行動がある限るテロは続くという皮肉な顛末が続くのだろう。(メモ チェチェン:失敗した侵略を引用)
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癒しの森380                           2004年9月3日

          癒しの森ポプラ社の作品市場に公開

 癒しの森の1年分をポプラ社の作品市場の公開することは8月31日に書いた。当初は9月3日の予定であったが、1日の夜不完全な配列であったが公開された。公開された少々の時間で、30代の女性が次の感想文を掲示板の書き込んでくれた。
「さん、しぃ、ごぅ。 (30代 、女性 ) 2004年09月01日 21時31分
とりあげる題材もさることながら短歌で結ばれているところが大変面白い。ひとつ頂いてふたつの味を楽しめるお得感は、女性にはたまらない逸品!」
 公開されてまだ2日と経っていないが、これまでの閲覧人数が15人となっている。2日の夜40代の男性から次の感想文が掲示板に書き込んでくれた。
「たねもりしげる (40代 、男性 ) 2004年09月02日 22時09分
まず色々な意味で驚き、読み進めるうち次第に癒されていく自分を感じておりました。長年におよび日々このような思いを残される素晴らしさに敬意を表するものであります。当方中々時間が取れず全文を拝読することはかないませんでしたが、今後折りをみながら読み進めることができればなど思っております。」

  ・ストレスと 悲しみ共に 語り合う 君も行こうよ 癒しの森へ 
     
My追加
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メモ  チェチェン ―失敗した侵略 (大富亮/チェチェンニュース)
●最悪の1週間
つぎつぎと事件が起こっている。
 先週、ロシア南部で二機の旅客機が墜落したかと思えば、おとといはモス
クワ市内で10人の死者を出す爆破事件がおこり、昨日の朝には北カフカス
の北オセチア共和国で学校が占拠され、人質は300人になるという。これ
らに紛れこむように、親ロシア派の新しい大統領を選ぶ官製選挙も行われた。

 すべての暴力に、枕詞のように「チェチェンが関与」という見出しが躍
り、ここ10年間チェチェンを助けて来た人々の胸には、いままでにも感じ
たことのある、複雑な失望が突きつけられている。私には、それらの犯人が
誰で、これから人質事件がどうなるかを書くことはできない。ただ、背景
を、一冊の本をもとに示すことはできると思う。つまり、チェチェン戦争に
ついて。
 ロシアの記者、アンナ・ポリトコフスカヤの「チェチェン やめられない

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09月03日(金)
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