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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■女性看護師の喫煙率、一般女性の2倍
高齢化の進展で、地方を中心に看護師や介護士の不足が深刻化している。看護師が不足する原因は夜間勤務、ストレスと仕事そのものがハードであることが挙げられる。その一つの傍証が看護師の喫煙率である。日本看護協会が喫煙の実態調査をし、看護師、保健師ら看護職約6800人から回答を得た。その結果「男性看護職の喫煙率は54%、女性看護職は25%と、一般よりも高い割合であることが明らかになった」(6月30日・毎日)
一般女性の喫煙率13%であり女性看護師の喫煙率は2倍近くになっている。患者さんへの禁煙指導など行う立場からすれば、看護職自身が吸っていることは望ましくない。しかも、看護師さんの4人に1人は喫煙者と言うのは驚くべき数字である。看護師さん達は喫煙によって自分の健康が損なわれ、ニコチン依存症に陥っている、という認識が薄いのだろうか。
こうした実態を受け、日本看護協会は今年5月、06年までの3年間で看護職の喫煙率を17%程度に減らし、職場内での喫煙をゼロにするための行動計画を策定した。しかし、計画発表に先立って行われた喫煙看護職へのインタビューでは、「たばこを吸えるのは元気な証拠」「吸わないとやる気が出ない」(6月30日毎日)という声が出ている。しかし、この声の背景には、@患者の健康を守るという本来の使命感が薄弱になっている。A看護師不足という環境に中での甘えがある・・との印象を受ける。
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癒しの森318 2004年7月6日
始めて笑うおばーちゃん
6月25日「初夏の草いきれ」と題して朝の散歩のことを書いた。今日は毎日のように会う推定80歳代のおばーちゃんのことを書くことにした。家を出て十分余り歩くと、西川の堤防に出る。堤防に到着する場所に歩道用の橋があり、一休み出来る石がおいてある。そこにほとんど毎日真っ黒に日焼けしたおばーちゃんが休んでいる。「おはよう」と声を掛ける。おばーちゃんは無表情に首を縦に振るだけである。
こんな状態で3週間余りたったある日、そのおばーちゃんは無表情のまま私に手を差し出すのである。何かと思ってその手を見ると「飴玉」であった。6月20日福島への旅行帰りで、喉が痛かったので不思議な思いでもらって口の中に入れる。この間。おばーちゃん全くの無表情なのである。よって、笑いを忘れたおばーちゃんなのかと思った。それから10日間余り何時もの無表情でおばーちゃんの頭をペコンと下げる挨拶が続いた。3日前冷蔵庫からオロナミンCを出して、何時もの橋のところへ行く。そして「おばーちゃん、栄養ドリンクだ、口が堅いので開けてやるよ」と言って差し出す。このおばーちゃんがなんと始めての笑顔で「ごっそさんだね」と応対する。人は条件が整えば笑顔が出るものである。
・おはようと 声の中にも 心あり 笑顔を生み出す ドリンク一本
・初めての 言葉の単語は ごっそさん 声を出しつつ こぼれる笑顔
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07月06日(火)
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