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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■余   録 
 8月3日、「信念だけに肺がん治療」と題して厚生省研究班の見解を少し引用した。それにしても、肺がん治療に関して、医学会の統一的な治療指針がないとは驚いた。ここで研究班の指摘を何点か引用しよう。

1 放射線照射 
 がん摘出手術後に再発しないようにと行なわれる放射線照射は「かえって状態を悪化させるので、行なうべきでない」と警鐘を鳴らしている。

2 肺がん治療薬イレッサについて  
 この薬の副作用で多くの副作用死が報道されていた。このイレッサの効用について「一部症例で有効性が示されているが、生存期間を延ばす効果は証拠が不十分」としている。 それにしても、この程度の薬がなぜ承認薬となっているかが不思議だ。

3、非小細胞肺がんの手術
 肺がんの八割が非小細胞がんである。転移を防ぐために周辺のリンパ節をすべて切除する手術は「早期では、体調の改善や再発を少なくする上で推奨するだけの根拠がない」と指摘している。これまで標準的とされてきた外科的治療法に疑問を投げかけている。
                     (資料8月2日・産経新聞)
 病気になったら入院し治療して治して貰おう・・などという考えは持たない方が良いと思う。現代医療といっても病気の種類によってはほとんど治せない病気もある。7月18日に書いた、ウロキナーゼ、今回のイレッサ及び肺がんの治療法のように、研究班が真実を発表することは実に重要なことだ。
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 8月5日、米国の子供の行方不明のことを書いた。それにしても人数が多い。まず8月5日に示したホームページは「子どもの危険回避研究所」の海外通信リポート(http://www.kiken-kaihi.org/mams.html)の「ミッシングチルドレン」である。このリポートからアメリカ社会の深刻な「暗部」の一端が理解できる、離婚した両親のどちらかによって引き起こされる誘拐の部分を引用させていただく。

「ミッシングチルドレンの一つとして、離婚した両親のどちらかが無断で子どもを連れ去ってしまうケースが増加し、問題になっている。両親によって引き起こされた誘拐は35万4100件(1998年)にも上り、最も多く被害者となる年齢は3歳から10歳であるという。連れ去った犯人が両親だからといって安心だというわけでない。行方不明者関連団体(SClE)が指摘するところによると、両親による誘拐は『決して愛情からでなく、相手の親に対する仕返しの気持ち』が原因のことが多い。誘拐者の90%は感情的にバランスを欠いており、暴力を振るうアルコール中毒者であることも報告されている。さらに連れ去られていた間、子どもの多くは性的虐待を受けているという。」

 日本も児童虐待・信じられない犯罪など、正常でない大人が増えているが、米国の場合その数が桁違いに多く、まさに病むアメリカ社会の病巣といえる。日本の社会は米国を後追いしている面があるので、米国社会に関心を持つべきではないかと思う。

 子どもの危険防止研究所のサイトを、子どもを育てている若い親達は、是非ともお読みになったらよいと思う。テーマは、事故防止・防犯・防災・いじめ・虐待防止・病気対策・環境問題などである。よって、子どもを育てる上でのありとあらゆるテーマが取り上げられている。

 しかもママたちが書いたリポートが大きな比重を占めているので、親しみやすい町の中のこどもの危険回避研究所である。このサイトの中で次のサイトが紹介されている。

1、 子供の安全ネットワーク・ジャパン 
2、 子どもの事故予防情報センター
3、 事故ストップマニュアル
4、 幼児教育・子どもの安全教育リンク集
5、 子どもの事故撲滅キャンペーン
6、 東京消防庁 生活安心情報
7、 子どもの事故体験集

 子どもの危険回避研究所とここに掲げたサイトの情報は膨大であるが、無事故で大切な子どもを育てるために、若い親達は是非とも学習して欲しいと思う。
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08月31日(日)
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