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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ロシア連邦病院で爆弾テロ 死傷者96人
 ロシアの強権政治の代償が、ロシア社会全体に大きな影響を与える段階になって来ていると思う。代償とは、7月7日にも書いたように、チェチェン人の大変な量の自爆テロ攻撃である。ロシア連邦政府は、どこが攻撃の対象になるか分からず、厳重な警戒態勢を敷いているが、テロ攻撃を防ぐことは不可能のようである。

 チェチェン人の立場から見れば、独立を可能にするための戦いなのである。次々と自爆行為をしていく人達・・・彼らは民族のために自らの命を捨てて行くのである。彼らのみでなく、彼女たちも、ロシアに対する復讐、民族の独立のために自らの命を捨てて行く。ここに詩人がいたら、血涙が流れるような長編の叙事詩が出来ることだろう。

 チェチェン共和国掃討作戦の出撃拠点である連邦軍モズドク基地、ここの軍病院建物前で爆発が起きた。3階建ての建物が全壊するという巨大な爆発である。このテロによる死者は「3日午前までで50人に達した」(3日・世界日報)

 チェチェン人の血の復讐を眼前にして、ロシア政府関係者はかなりあわてているようだ。今回の病院長を「病院の安全確保に必要な処置を取らなかった」として逮捕している。攻撃を受けた病院長の逮捕は、ロシアの強権政治を象徴していると思う。

08月04日(月)
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